日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS 俳優の松坂桃李が主演を務める、TBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜 後9:00)の第7話が、2日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【写真】御上の“まさかの行動”に驚いた椎葉 完全オリジナルストーリーで送る本作は、子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に物語は展開していく。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。これまでとは一線を画した新たな学園ドラマとなっている。
ゲームセンターでゲームをしている富永と御上。富永「なんの用?」御上「ちょっと頼みたいことがあって」富永「成長したね」と珍しがる富永。御上は椎葉の件で協力してほしいと富永に頼む。そして教室では、椎葉が退学処分になったと騒ぎになっている。次元が御上に退学になったのは本当か聞くと、「ああ…」と答える御上。
そして御上は『格差社会』の話を始める。生徒たちはじっと聞いているが、突然教室の扉が開き、椎葉が入ってくる。御上が隣徳にいるのは、私立の中でも破格に高い授業料を払える、格差社会の上位の人間ばかりだと説明し、椎葉に話したいことあるか聞き、あります。と答える椎葉。
椎葉は自分の家庭の事情について話し始める。「毎日手一杯でした…。こんなことになって…学校にも皆にも迷惑かけて…」と話す椎葉に「迷惑とかさ。そんな気遣いいらないから」「迷惑とか言われたらホンキで悲しくなるし、今椎葉のその話を聞くより大切なことなんて少なくともわたしはない」と伝える。
椎葉は決意したよう顔で処分のきっかけはドラックストアでの万引き、そして決定的はマッチングアプリのサクラのバイトだと話し始める。なんで生理用品だったのか聞く御上。やめてください。と止める是枝。富永は「椎葉が決めていい」「質問に怒るのも、答えるのも椎葉が決めていいと思う。だって椎葉のことなんだから」というと「そのことを話しに来たんです」と椎葉がいう。椎葉が自分の生理の話をする。椎葉の話を聞き、抗議の方法を考える生徒たち。生徒たちの想定以上の成長に見つめるしかない是枝。
そして、誰もいない教室に是枝が佇んで黒板を見ている。黒板には『署名』『調査』『資金・運用』などの文字。富永が急ぎ足で「スミマセン!消し忘れちゃって」と戻ってくる。富永「是枝先生さー、落ち込んでるんでしょ?」「ぜったい是枝先生が止めるから、そしたらすかさず出てくれって」と御上に頼まれたと話す富永。「同じこと話すとしても、全力で庇ってくれる人がいるのといないのとでは…たぶん違うから」とゲームセンターで御上が富永に言ったことを是枝に伝える。
「オカミ、ぜったい是枝先生が椎葉を庇うって信じてるんだもん」と是枝にいう富永。そして椎葉の処分に対しての署名活動をする生徒たち。生徒たちの働きもあり、椎葉の処分は撤回された。
視聴者からは「富永さんってやっぱ頼りになるんだよね。御上先生に信頼されてるのがよくわかる」「御上先生と富永ちゃん超いい関係だな」「富永頼りがいありすぎる」「オカミに頼まれる富永さんやっぱり凄すぎ」「クラスメイトの変化を察するのが早すぎる、さすが富永さん」「富永、この教室で圧倒的光すぎるよ」「このクラス、まじで富永さんのおかげで回ってる」とコメントが上がり、話題となった。