
【動画】『アベンジャーズ/エンドゲーム』ルッソ兄弟がおくる“S(すこし)F(不思議な)”ロードムービー『エレクトリック・ステイト』最終予告
監督は『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『グレイマン』など圧倒的スケールのアクション超大作を数多く手掛けてきたルッソ兄弟。主演には『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のミリー・ボビー・ブラウンと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『ジュラシックワールド』シリーズのクリス・プラットが名を連ねる。
そんな本作は、ヘンテコな見た目のロボットがそこかしこで暮らしている“現実とは異なるもうひとつの1990年代”を描いた“S(すこし)F(不思議な)”ロードムービー。
このたび、かわいらしくてミステリアスな黄色いロボットと共に愛する弟を探す旅に出た主人公のミシェル(ミリー・ボビー・ブラウン)が、弟の失踪に隠された巨悪の存在に立ち向かう最終予告が解禁。胡散臭い密輸業者のキーツ(クリス・プラット)と彼の相棒ロボットのハーマン(声:アンソニー・マッキー)、そしてエレクトリック・ステイトに暮らすさびれかけのロボットたちに出会ったミシェルが、仲間の力を借りて敵の組織にぶつかっていく様子が映し出されている。
物語の舞台は、かつて平和に人間に仕えていたロボットたちがクーデターを起こし、追放されてしまった世界。人類はコントロール可能なロボットだけを残し、反乱に参加した多くの自律型ロボットをエレクトリック・ステイトと呼ばれる塀に囲まれた広大な土地に追いやり、仮初の平穏を取り戻していた。ロボット=危険な存在という常識が広まった世界で育った主人公のミシェルは、失踪してしまった弟クリストファーとどこか似た雰囲気をまとう黄色いロボットの“コスモ”と出会ったことで、今までの常識が覆されていく。ミシェルはコスモを操作しているのが弟ではないかと考え、コスモと共に愛する弟を探す旅に出ることに―。
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反対するキーツや他のロボットたちに対し、「真の敵を倒すの」と強く語りかけるミシェル。やがて彼らはテクノロジーを駆使した最新鋭の兵器で迫る敵組織に力を合わせて戦いを挑んでいく。舞台となる1990年代アメリカのヒット曲「Good Vibrations」が流れるも、キーツは「こんな曲に殺されねえぞ!」とビビりながらも強がるユーモアあふれるシーンや、巨大なロボットが車を投げて攻撃し、全てを踏み潰したりと、大小さまざまなタイプのロボットが暴れまわる規格外のスケールで繰り広げられるダイナミックなアクションシーンは、まさにルッソ兄弟らしさを存分に発揮している。
作品を手掛けたジョー・ルッソ監督は「これは単なるスペクタクル作品ではなく、登場するキャラクターが旅の中で味わった深い感情を描く作品です」と告白。「ミシェルは、自分が想像していたよりもずっと大きく複雑な世界で、自分探しをしながら、思いがけない場所で仲間を見つけることになります。衝撃を受ける感覚や感情の深みを描き出し、スリルと冒険を味わえるだけでなく観終わった後にも心に残るような映画を作り上げたいという思いで取り組みました」と本作に込めた熱い気持ちを振り返った。
決戦の末には衝撃的な展開が待ち受けていることも予感させるが、果たして彼らの運命は? そしてミシェルは無事に弟と再会できるのか―?
キャストには、ミリーや“クリプラ”ことクリスに加え、キー・ホイ・クァン(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『ロキ』)、ジャンカルロ・エスポジート(『ブレイキング・バッド』『ザ・ボーイズ』)、ジェイソン・アレクサンダー(『となりのサインフェルド』)らが集結。
ボイスキャストにはウディ・ハレルソン(『スリー・ビルボード』)、アンソニー・マッキー(『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』)、ブライアン・コックス(『メディア王 〜華麗なる一族〜』)ら豪華な面々が勢ぞろい。
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Netflix映画『エレクトリック・ステイト』は、Netflixにて3月14日より世界独占配信。