映画『蔵のある街』ポスタービジュアル (C)2025 つなぐ映画「蔵のある街」実行委員会 若手俳優の山時聡真や中島瑠菜、フィギュアスケーターの高橋大輔らが出演する映画『蔵のある街』のポスタービジュアルと特報が解禁となった。特報では、本作で映画デビューを飾る高橋の出演シーンも一部見ることができる。
【動画】高橋大輔の出演シーンも 映画『蔵のある街』特報映像 コロナ禍の時期、観客が集まるのを防ぎながら、奮闘する医療従事者へ感謝の気持ちや、活動が制限された子どもたちへの思いを込めて、各地で予告なしのサプライズ花火が打ち上げられた。そんな花火に着想を得た本作は、昔ながらの街並みを残す岡山県倉敷市を舞台に、主人公の高校生たちが「この街に花火を上げて、笑顔と希望を届けたい」と奮闘する物語。
監督・脚本は、山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務め、『東京家族』『小さいおうち』など9作品で日本アカデミー賞脚本賞を受賞している平松恵美子。主人公の高校生・蒼を、スタジオジブリ映画『君たちはどう生きるか』でも主人公の声を担当した山時。同じく主人公の紅子を、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にちどり役で出演中の中島。蒼たちの打上花火の計画に興味を示す学芸員の古城を高橋が演じる。
ポスターには、江戸時代の白壁の蔵や町家が並ぶ美しい倉敷の街を背景に、主人公の蒼(山時)と紅子(中島)、紅子の兄きょんくん(堀家一希)、蒼の親友の祈一(櫻井健人)、蒼たちの計画をサポートする美術館学芸員の古城(高橋)と喫茶店のマスター仙太(前野朋哉)、そして紅子の母(MEGUMI)や祈一の父(林家正蔵)ら、主な登場人物たちが勢ぞろい。風船を持って微笑む謎の男(橋爪功)の存在も気になるところだ。
特報は、紅子の兄で自閉スペクトラム症のきょんくんが、街の神社の大木に登って騒いでいるシーンから始まる。きょんくんを木から降ろそうと、とっさに「今度ここで打上花火を見せる」と約束する蒼。しかし街の大人たちからは「高校生のお遊びに付き合っていられない」と相手にされず、紅子からは出来もしない約束できょんくんを傷つけたと非難される。
途方に暮れる蒼たちの前に、打上花火の計画に興味を示す学芸員の古城が現れて…。蒼たちの「本気」は、街の大人たちを「本気」にさせるのか…!?「綺麗なことは大切だよ」と語りかける古城の言葉にはっとさせられる、これからの展開に期待が高まる映像となっている。
同映画は、7月25日よりMOVIX倉敷にて先行公開、8月22日より全国公開予定。
動画を別画面で再生する