選挙ポスターに品位保持を求める公職選挙法改正案を可決した衆院本会議=4日午後、国会内 選挙ポスターに品位保持を求める公職選挙法改正案は、4日の衆院本会議で自民、立憲民主、日本維新の会、国民民主、公明各党の賛成多数で可決された。参院での審議を経て、今国会中に成立の見通し。与野党は6月の東京都議選や夏の参院選で新規制の適用を目指している。
同改正案は、ポスターに候補者名の記載を義務付け、特定商品を宣伝した場合は100万円以下の罰金を科すと規定。付則には、SNS上の偽・誤情報対策や、他候補を応援する「2馬力」選挙について「引き続き検討を加え、必要な措置を講じる」と明記した。
選挙ごとに異なるポスターの規格を「長さ42センチ以内、幅40センチ以内」とする公選法改正案も可決した。