『スマホを落としただけなのに〜最終章〜ファイナルハッキングゲーム』©2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会大ヒットシリーズの完結編として2024年11月に公開された『スマホを落としただけなのに 〜最終章〜 ファイナルハッキングゲーム』から、成田凌と千葉雄大がシリーズ3作まとめて語り尽くすオーディオコメンタリーが一部解禁となった。
3月26日(水)にリリースされる本作Blu-ray&DVDには、禁断のタッグとなったトラウマ級の連続殺人鬼・浦野役の成田と刑事役の千葉によるオーディオコメンタリーを収録。
シリーズを通して死闘を繰り広げた2人はときには脱線しつつも、本作はもちろんシリーズを通しての裏話や思い出、本音トークを次々に披露。
実はシリーズを通して、画面上での共演シーンは意外に少ないという2人。本作でも一緒の撮影はラストの対決シーンのみだったということで、オーディオコメンタリーではそれぞれの出演シーンのエピソードを教え合う形となった。
今回紹介するのは計4エピソードだ。
●浦野っていつ勉強してるんだろうね?
前作のラストで日本を脱出、韓国・ソウルに潜伏していた浦野善治(成田凌)が黒髪の女性・スミン(クォン・ウンビ)に連れられて謎の建物に連れて行かれるシーン。
世界地図が表示された大きなモニタや沢山のパソコンが並ぶ部屋の様子に、本作の美術制作のカッコよさを絶賛する2人。そして案内された部屋にいたのは、反政府組織「ムグンファ」のキム・ガンフン(大谷亮平)。臆することなく韓国語でやり取りする浦野の姿に、「浦野っていつ勉強してるんだろうね」と感心しきりの千葉。実はこのシーンがクランクインだった成田は、「いきなりこんなに韓国語でやり取りするとは…」と感慨深げに思い出していた。
●この作品やってから、いろいろ疑っちゃう…
かつて浦野に狙われ恐怖を味わった女性・麻美(北川景子)の夫・富田誠(田中圭)は、カフェの店員・瀬戸千春(高石あかり)とぶつかり、イヤホンを壊されてしまう。
代わりのイヤホンを断り切れずに受け取ってしまう富田だったが、これもまた浦野の企みの1つだった。この作品に出演してから、無料のWi-Fiや充電サービスが怖くなったと語る2人。そして今回はイヤホンまでも…。スマホに全てが記録されている現代社会の日常に潜む危険性を、シリーズ3作に渡り演じてきた2人は身近なものとして感じているようだ。
●クォン・ウンビの「覚えちゃった!」
スミンとともに剥製師チョン・ハクソン(佐野史郎)のもとを訪ねた浦野。成田と佐野が韓国語で、ウンビが日本語で話すこのシーンは緊張感漂う現場だったそう。
そんな現場でも成田とウンビが剥製の動物の名前を日本語と韓国語でお互いに教えあい、ウンビが「覚えちゃった!」と話したのがかわいすぎて、みんな崩れ落ちたと成田。成田も同じように覚えれば「“覚えちゃった”チャンスあったのに言わなかったの?」と、すかさずツッコむ千葉。
●嘘でしょー!?
剥製師の工房の奥深くに置かれた大きな箱。蓋を開けるとそこには少女の剥製が。この少女の剥製が実は撮影用の人形ではなく、子役が実際に演じていたと知った千葉は「嘘でしょー!?」と悲鳴をあげていた。箱に入って目を開けてじっとしている、という簡単なようでいて大人でも難しい演技を練習したという子役に2人は感心しきり。
「終わっちゃった…」と、衝撃的なラストシーンのあとも、エンドロールを見ながら“最終章”後の展開を妄想し始めたり、シリーズを通して関わっているスタッフの名前を見つけたりしながら話が尽きない2人。そんな脱線をはさみつつも、「長い間、見届けてくださってありがとうございました!」と何回も作品を見て、オーディオコメンタリーを聞いてくれているファンに贈る熱い感謝の言葉でオーディオコメンタリーは締めくくられた。
ファン必聴のオーディオコメンタリーは全バージョンに収録、Blu-ray豪華版には貴重な未公開シーンをはじめ、撮影密着メイキングやイベント映像集などファン垂涎の映像特典が収録されている。
『スマホを落としただけなのに―最終章―ファイナルハッキングゲーム』は3月26日(水)よりリリース。
<リリース情報>
Blu-ray豪華版 7,700円(税抜価格7,000円)
Blu-ray通常版 5,500円(税抜価格5,000円)
DVD通常版 4,400円(税抜価格4000円)
発売元:TBS 発売協力:株式会社TBSグロウディア
販売元:東宝株式会社
(シネマカフェ編集部)