雪が降る東武東上線の東武練馬駅周辺=3日午後 東・西日本では4日午後、前線や低気圧の影響で雨や雪が降った。低気圧は九州南部付近から5日朝に関東南方沖、同日夜に東北南部の東方沖へ進む見込み。気象庁は関東甲信では5日朝まで、東北の太平洋側では6日まで大雪に注意するよう呼び掛けた。
関東南部の平地でも雪が積もるとみられ、東京23区の予想降雪量は3センチ。首都圏では交通機関に乱れが生じる恐れがある。車の立ち往生を防ぐため、首都高速道路や圏央道、東名高速、国道1号、246号などの一部区間で予防的通行止めが実施された。JRは青梅線が運転取りやめとなった。
5日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、東北太平洋側の山沿い40センチ、東北太平洋側の平地と関東北部山地30センチ、甲信25センチ、関東北部平地と埼玉・秩父、東京・多摩15センチ、神奈川・箱根10センチ、関東南部平地8センチ、東京23区3センチ。
その後、6日午後6時までの同降雪量は、東北太平洋側の北部山沿い40センチ、北部平地30センチ。