生田斗真『俺の話は長い』5年ぶり復活 口げんかバトル再来「ワンシーンがやっぱり長い」【コメント全文】

0

2025年03月05日 05:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

『俺の話は長い』主演を務める生田斗真(C)日本テレビ
 俳優の生田斗真が主演を務めるドラマ『俺の話は長い』が、5年ぶりに日本テレビ系で3月30日、4月6日の2週連続で午後10時30分から午後11時25分まで放送されることが5日、発表された。

【写真】ギネス記録『俺の話は長い』世界で一番長い宣伝配信番組

 同シリーズは2019年10月期に同局系で放送された脚本・ 金子茂樹氏による、無職のニートで現実逃避のための言い訳とヘリクツの天才・岸辺満(生田)とその家族が奏でる究極のホームドラマ。前作は、第38回向田邦子賞を受賞した。

 今作『俺の話は長い 〜2025・春〜』は連続ドラマから5年後の世界を描き、前作に引き続き満の義理の兄・秋葉光司(安田顕)、姉・秋葉綾子(小池栄子)、姪・秋葉春海(清原果耶)、母・岸辺房枝(原田美枝子)、行きつけのバー店長・駒野海星(杉野遥亮)、喫茶店の常連客・牧本求(西村まさ彦)らも出演する。

 岸辺(36歳)は大学卒業後、コーヒーにはまり起業したものの失敗。無職のニートになった。自分でも何とかしたい気持ちはある。口げんかだけは誰にも負けないという特殊能力があり、ヘリクツを駆使し、自分のダメさを誤魔化し続けて生きてきた。弟のヘリクツを「単なる現実逃避」と断じ、弟がこうなったのは母にも責任があると詰め寄る姉。痛いところを突かれ揺れる母。5年前、すったもんだあって県会議員の秘書となったもののすぐにクビに。満は再び喫茶店を営む母親に寄生するニート生活へ戻った。そんな中、ついに喫茶店&実家の売却話が浮上する。再び勢ぞろいした家族によるヘリクツ合戦の末、満はダメ男から脱却し、自立への道を歩み出すことができるのか。

【コメント全文】
■生田斗真(岸辺満役)
――レギュラーから5年ぶりの新作ですが、感想は。
やれたらいいなと、なんとなく思っていましたけど、ようやく(脚本家の)金子先生の気持ちが動き(笑)すごく楽しい面白い脚本ができあがってきたので5年という月日が流れましたけど、実現した感じです!

台本を見て、タウンページみたい(笑)でビックリしました。読んでみて、相変わらず満の小言が健在でした。ワンシーンがやっぱり長いんですよね!一人ひとりのせりふの量がたくさんあるので、ちゃんと今から勉強をしないと。せりふも多いし大変ですけど楽しいドラマになると思います。

――前作の中で印象に残っているシーンは。
小池栄子さん演じる、姉の綾子と縁側で2人で話しているシーン。あそこはすごく印象的で、普段いがみ合って、お互い悪口ばっかり言い合っている姉弟だけど、本当に弱っている時は、ふと、満なりの優しさで、彼女を励ましてあげるみたいな、そういう絆が見えるシーンだったので、印象に残っています。その根本の愛情がちゃんと2人には流れているから、何言っても許される感覚はありましたね。

――久しぶりに会う家族の皆さんと楽しみなことは。
みんな本当にマイペースと言うと軽くなっちゃいますけど、自分の軸みたいなものをきちんと持っていて、それをブレさせない強さがある。撮影の時に、控室で5人がバラバラに座っているんですけど、1人がせりふをボソボソと言うと、次のせりふの人がボソボソと言って、だんだんせりふの練習が始まっていくみたいな。本当に心地良い家族みたいな気持ちになれる場所なので、再会できるのが楽しみです!

――自分と満が似ているところは。
このドラマを見た自分の身の回りにいる方たちからは「普段のまんまだよ」とよく言われましたね(笑)。こんなに俺って、口うるさいのかな?って驚きました。それと同時に「うちの息子そっくりなんですよ!」とか「うちの兄貴もこんな感じなんですよ!」という声もたくさんいただいたので、満って全国各地にたくさんいるんだなって。そういう家族の誰かとか、近所の誰かとか、あいつっぽいなみたいな感じで身近な存在として楽しんでもらえたらなと思います。

――前回と演じ方を、ここは変えようかなと思うところはありますか。
変わらないですよね。満の変わらない良さみたいなものを出せればなと。成長はしてないんじゃないかな(笑)。してほしくないです(笑)。その強さが彼にはあるんじゃないですか?変わらない強さが!とはいえ連ドラの時をなぞっていくのもちょっと違うと思う。5年たっていることは間違いないので、そんなに意識せずにと思っています。

――視聴者へメッセージを。
家族そろって、ごはんを食べながら、あーでもない、こーでもないと言って見られる楽しいホームドラマです。横になりながらでもリラックスして見られるドラマになるといいなと思います。考察とかないので(笑)。ダラーとただただ楽しく見てほしいです!

■櫨山裕子氏(プロデューサー)
連ドラの放送から5年。脚本家・金子茂樹氏の「ポラリスってコロナ禍で休業してんじゃないですかね」という言葉ですべてが始まりました。状況は変わっても、連ドラ時と同じく「変わらない人たち」を視聴者の皆さんに感じていただくのがホームドラマである『俺の話は長い』の良さだと思います。

この家族の「喧嘩するほど仲がいい」イチャイチャをお茶の間でニヤニヤと温かく見守っていただけますと幸いです。

    ニュース設定