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関東では、昨夜(4日)から雪の範囲が広がり、東京都心で1センチなど南部の市街地でも積雪を観測しました。ピークは過ぎつつありますが、朝の通勤や通学の時間帯、雪による交通の乱れに注意が必要です。
●午前5時現在 内陸で積雪 前橋13センチ 熊谷3センチ
関東では、4日夜から雪のエリアが拡大。今日5日午前5時現在の積雪は、前橋市13センチ、熊谷市3センチ、宇都宮市1センチなど、内陸ほど広く雪が積もっています。
東京都心は0センチですが、午前3時までは1センチの雪が積もっていました。
●外出の際の足元 交通への影響 要注意
すでに、平地では雪よりも雨の範囲が広がってきている状況ですが、秩父から奥多摩、箱根方面など、標高の高い所は、朝のうちまで雪が降り、積雪がさらに増える可能性があります。
また、平地でも、これまでに積もった雪の影響がしばらく残りそうです。
朝の通勤・通学の際は、ご自宅付近の積雪の状況や、交通情報を十分に確認のうえ、普段よりも少し時間に余裕を持った行動を心がけてください。また、ご自宅付近の路面に雪が積もっていなくても、歩道橋や建物の出入り口付近などでは雪が残っている可能性もありますので、ヒールなどは避けて、底に凹凸のある滑りにくい靴を選ぶと良さそうです。
なお、広く雨や雪が降るのは昼前までで、午後には次第にやむでしょう。気温はあまり上がらず、10℃前後に留まる所が多い予想。今日も、寒さ対策が欠かせません。
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●慣れない雪 特に注意すべき場所は
普段、雪に慣れていない方が、雪道を歩く際、特に注意すべき所は4つあります。
1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しやすくなります。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。
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