8日(土)〜9日(日)は関東南部を中心に再び冷たい雨や雪の降る所がありそうです。東京都心は一時的に雪が交じる程度ですが、箱根などの山沿いは雪が強まる可能性も。車の運転などは注意が必要です。
●8日(土)〜9日(日) 関東南部で雨や雪 弱い南岸低気圧発生
今週末は関東の南岸に弱い低気圧が発生する見込みで、関東南部を中心に雨や雪が予想されます。
今の所、8日(土)の夜から9日(日)の朝にかけてが雨や雪の降る時間帯となりそうです。東京都心などは雨の時間がほとんどで、雪が降ったとしても一時的に交じる程度でしょう。ただ、箱根などの山沿いでは降雪量がやや多く予想されています。まだ、予報に幅がありますが、状況次第で積雪となる可能性もあります。車の運転などを予定されている方は、こまめに気象情報をチェックして、雪に備えてください。
●9日(日)朝は路面凍結の恐れ 積雪にならなくても注意
8日(土)〜9日(日)の関東の雨や雪は、降水範囲、降水量、降雪量などにまだ幅がありますが、仮に雪が降らなかったとしても雨で路面が濡れると、路面凍結の恐れがあります。特に夜間の降水となるため、翌朝は注意が必要です。
9日(日)朝の最低気温は、東京都心や横浜、千葉で3℃、さいたまは2℃の予想です。各地とも路面が凍結してもおかしくない気温です。特に日陰になりやすい道などは路面が乾きにくいため、凍結のリスクが高まります。足元には十分お気をつけください。
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●路面が凍結しやすい場所は?
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると凍結してしまいます。中でも路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
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