2025年のスーパーフォーミュラは3月7〜8日に鈴鹿サーキットで開幕するが、続く第3戦・第4戦もてぎは、WEC世界耐久選手権第2戦イモラ6時間と日程が重複しており、Kids com Team KCMGの小林可夢偉はWECに参戦することになっていた。
そんな可夢偉の代役について3月6日、Kids com Team KCMGは、2025年にKDDI TGMGP TGR-DCのリザーブドライバーとして登録されている野中を起用すると発表した。2024年にスーパーフォーミュラ・ライツでランキング3位だった野中は、12月に行われたスーパーフォーミュラの公式テストでもKids com Team KCMGから参加した経験がある。
「今回小林可夢偉選手の代役として参戦する機会をくださった関係者の皆さま、誠にありがとうございます。悲願のスーパーフォーミュラ参戦はとても楽しみですが、ここでの結果が非常に大切になると思います。力まずルーキーらしく、大きな挑戦をする気持ちで戦いたいと思っております。Kids com Team KCMGの皆さんとはルーキーテストでも仕事をしていますので、2レースある中で野中誠太のパフォーマンスを最大限発揮していきたいと思います。応援よろしくお願いいたします！」と野中は参戦に向け意気込みを語った。
また、Kids com Team KCMGの土居隆二代表は「今シーズンの第2大会となるもてぎ戦で野中誠太選手とともに2レース戦えることを今からとても楽しみにしております。可夢偉選手が2レース欠場となってしまうということは、ドライバーランキング争いにおいては大きなハンデとなってしまいますが、過去2回のルーキーテストで野中選手が見せたパフォーマンスを考えれば、チームランキング争いに必要なポイントをしっかりと獲得してくれると思っております」とコメントした。
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[オートスポーツweb 2025年03月06日]
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