「また新たなチャレンジに」坂東龍汰、2役に挑戦 特集ドラマ「まぐだら屋のマリア」

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2025年03月06日 17:01  cinemacafe.net

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特集ドラマ「まぐだら屋のマリア」
昨年、「ライオンの隠れ家」での好演が話題となった坂東龍汰が、尾野真千子&藤原季節主演特集ドラマ「まぐだら屋のマリア」に出演していることが分かった。

本作は、原田マハの同名小説のドラマ化。原作で描かれている、罪を負った者たちの「業と贖罪と再生」をベースに、「命の重さ」を紡ぐ。ひとつの命の火が消えるということを重く捉え、「命のかけがえなさ」という当たり前だけど現代において忘れられがちな大切なことを丁寧に紡ぐ感動のヒューマンストーリー。

坂東が演じるのは、及川紫紋(藤原)を慕う料亭での後輩・浅川悠太と、「まぐだら屋」の前で行き倒れていたところを紫紋たちに助けられた、引きこもりの青年・丸狐貴洋の2役。

「あまり多くは語れないのですが、今回僕自身初めての1人二役に挑戦します。また新たなチャレンジになるので是非楽しみしていただけると嬉しいです」と視聴者へ呼びかけた坂東。

「こんなに早くに尾野真千子さんと再会できたことも本当に嬉しかったです。藤原季節くんとは初めての共演でしたが、目がとても澄み渡っていて綺麗な方でした。お二人から頂いたものがあまりに沢山あって参加させていただけて良かったなと思っています」と主演の2人についても語った。

ほかにも、有馬りあ(通称・マリア)(尾野)との確執を抱える「まぐだら屋」のオーナー・桐江怜子役で岩下志麻、マリアと紫紋の人生に関わる“尽果”の漁師・住吉克夫役で田中隆三、紫紋の幸せを願う母・紘子役で中嶋朋子、マリアを影ながら支える怜子の主治医・立浪役で尾美としのり、マリアの高校時代の担任教師・与羽誠一役で斉藤陽一郎、与羽の妻であり怜子の娘・杏奈役で前田亜季、紫紋と悠太の料亭での同僚・早乙女晴香役で大原梓も出演している。

岩下は「久し振りに挑戦してみたいと思った役柄です。いざ演じるとなると色々と難しいことだらけなのですが、とても気が強いけれども人間的な優しさを持った桐江怜子を私なりに演じてみたいと思っております」とコメントしている。

また主題歌は、中島みゆきの書き下ろし新曲「一樹(いちじゅ)」に決定。マリアと紫紋の人生を描くこの楽曲は、前夜では1コーラス目、後夜では2コーラス目が流れる。「この度、『一樹』という曲が誕生する機会を与えて戴けたことに、心より、感謝致しております」という中島のメッセージも到着した。

ストーリー

後悔と自暴自棄な気持ちを抱えて人生の終わりの地を求めて彷徨っている及川紫紋(藤原季節)。彼が辿り着いたのは“尽果”という地の崖っぷちに佇む小さな食堂「まぐだら屋」。そこにいた、マリアと呼ばれる謎に満ちた女性・有馬りあ(尾野真千子)に出された温かい定食を食べた紫紋は、あまりの美味しさに、気づくとおかわりしていた。

その後、紫紋は、しばらくこの食堂で勤めることになる。マリアをはじめ、店のオーナーである女将・怜子(岩下志麻)や、漁師の克夫(田中隆三)、自分と同じように死に場所を求めてきた若者・丸弧(坂東龍汰)らと出会う中で、生きる勇気を取り戻していく紫紋。

そんなある日、突然マリアが“尽果”から消える。笑顔で「まぐだら屋」を切り盛りする彼女には、大きな秘密があった。
特集ドラマ「まぐだら屋のマリア」前夜は3月29日(土)21時〜、後夜は22時29分〜NHK BSP4Kにて放送(全2話)。




(シネマカフェ編集部)

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