きょう昼前、走行中の東北新幹線で車両と車両の連結が外れ、北陸新幹線など各新幹線で一時運転の見合わせが相次ぎました。大宮駅から中継です。
埼玉県のJR大宮駅です。改札の中では電光掲示板を見ている人、そして、切符売り場ではキャリーケースやお土産の袋を持った人の長い列ができていて、混雑している状況です。
きょう午前11時半ごろ、東北新幹線「はやぶさ・こまち21号」で上野−大宮間を走行中に車両の連結が外れました。
当該列車に乗車
「ゆっくり走ってはいたんですけど、きゅっという感じで止まりましたね。隣の赤ちゃん連れのお母さんは（子どもが）ぐずったので、ずっと席を立ってあやしていますね」
車内アナウンス
「お客様の救済列車などの準備を同時に進めております」
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一部区間で運転を見合わせていた東北新幹線や北陸新幹線、上越新幹線などは、午後2時半すぎに全線で運転を再開しました。
線路上に停止していた東北新幹線は、午後3時前、「はやぶさ」と「こまち」に分離した状態で大宮駅に到着し、およそ650人の乗客が無事に降車しました。
乗客たちにけがはなく、一様に安堵した様子で、ほとんどの人は大宮駅で別の新幹線に乗り換えて、それぞれの目的地に向かったということです。
国の運輸安全委員会は今回の事故を「鉄道重大インシデント」と認定し、今後、事故調査官を派遣して調査を行うとしています。
JR東日本は午後5時半から会見を開き、説明を行う予定です。
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社会
