
【写真】flumpool・山村隆太、主人公・茜を犯罪の世界に惹きつける謎の男役
本作は、天才高校生・仲野茜(五百城)が、ある殺人事件の犯人と思われる青年・黒川悠(山村)と出会い、学校で小さな事件を起こしたことをきっかけに、やがて日本を震撼(しんかん)させる連続殺人事件に発展してしまうミステリーエンターテインメント。五百城はこの作品が、地上波連続ドラマ初出演で初主演となる。
偏差値78超、東大進学率No.1の進学校・清爛学園で、創立以来初の入試全教科満点で入学した天才高校生・仲野茜は、頭が良すぎるせいで”世の中がつまらない”と退屈し、生きる意味を見いだせないでいた。しかし、街で起こったある殺人事件と、その犯人と思われる青年・黒川悠との出会いをきっかけに、まだ見ぬ世界“犯罪の世界”にひかれて、学校で小さな事件を起こし始める―。やがて学校内で本当の殺人事件が発生。さらにそこから、日本を震撼(しんかん)させる未曽有の連続殺人へと発展して…。
山村が演じる黒川悠は、偏差値78超の天才女子高生・茜が心惹かれてやまない人物で、同じ街で起きた殺人事件の犯人と思われる謎の男。東大進学率No.1の進学校・清爛学園のすぐ近くにある電気店・折下電気商会の店員として、蛍光灯や電気関係の部品交換のため学園に出入りしている。出会うはずのない茜と黒川が学園で出会う。
山村は「黒川悠を演じるにあたり、人と人が生きる上での避けられない煩わしさや痛みと向き合いました。黒川の心を理解しようとする時間は、月を追いかけるような、近づくほど遠ざかるような感覚の日々でした。しかし、それこそが人と共に生きることの苦しみと歓びなのだと思います。このドラマを見てくれる方の日々の葛藤や矛盾に、小さな風穴を開けられるような黒川を演じられたらと思っています」と本作への意気込みを語っている。なお、山村と五百城と俳優としての共演は初。
|
|
ポスターをデザインした岡田和朗は、ポスターに「犯罪者のボーダー」という題名を与えた。キャッチコピー「わたし、まだ引き返せ××」やデザインに込めた思いに関しては、「生きる意味を見出せずに、世の中を俯瞰している茜と、そこに偶然出会ってしまった黒川。二人が抱いている社会への絶望感を表すと同時に、犯罪に手を染めていく人間と、社会を流れるように生きる人間たちとの絶対的な隔たりを表現しました。孤高ながらも、強い意志を持つ二人のカリスマ性を、ダークで静的な世界観でつくりあげました」と語っている。
さらに、五百城演じる主人公・茜のアンニュイで魅力的な表情を最大限に引き出した、特別ビジュアルも近日公開される。
ドラマ『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』は、4月10日よりカンテレにて毎週木曜24時15分、フジテレビにて毎週木曜26時15分放送。カンテレ1話放送直後からFODにて1週間の先行配信。