選択的夫婦別姓制度の是非を検討する自民党ワーキングチームであいさつする逢沢一郎座長(中央)=6日午後、東京・永田町の同党本部 選択的夫婦別姓制度の是非を検討する自民党のワーキングチーム(WT)は6日、党本部で会合を開き、経団連の永井浩二副会長らから意見を聴取した。経団連側は自民内で浮上する旧姓使用拡大などと比べ、選択的夫婦別姓制度導入が「ベストだ」との見解を示し、早期法制化を要請した。
会合には党所属国会議員60人が参加。出席者によると、推進派から「夫婦別姓は人権問題だ」との意見が出る一方、慎重派からは「(ビジネス上の不都合は)改善されてきている」「子どものことを考えているのか」「世論調査では旧姓使用拡大を支持する意見が多い」などの声が上がった。