キンプリ高橋海人「悪戦苦闘だった」苦悩した役作り・山田洋次監督とのやり取り明かす 共演者にも感謝【わが家は楽し】

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2025年03月07日 04:04  モデルプレス

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「わが家は楽し」制作発表会見に出席した高橋海人(C)モデルプレス
【モデルプレス=2025/03/07】小日向文世、戸田恵子、King & Princeの高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)、山田杏奈、石井ふく子プロデューサ ーが5日、山田洋次×石井ふく子 TBS系ドラマ特別企画「わが家は楽し」(13日よる9時〜)の制作発表会見に出席。高橋が、本作の監督を務める山田洋次氏から受けた指導について明かす場面があった。

【写真】キンプリ高橋海人が涙「こんな無力感は、なかなかない」

◆高橋海人、監督からの指導明かす

本作で高橋が演じるのは、主演の小日向演じる平山幸之助の長男・和夫。役柄について「自分は家族に甘えて、自分にも甘えて、そんな生き方をしていたんですが、ある日両親から『離婚したい』という話を聞き、そこから家族と向き合って、自分の価値観というものを改めていく」と紹介。続けて「作品に入る前に、石井先生と山田洋二先生の作品を参考に色々見させていただいてたんですけど、日本の映像作品の歴史をすごく感じて。こういう作品に自分が出るんだと思って、気を引き締めて現場に臨んでいた頃を思い出します」と当時を振り返りながら話した。

また、両親が離婚の危機に直面する大学生役をどのように演じたかのか問われると「両親の『離婚したいんだ』っていうのを聞く以前に、一男としてまだ発展途上でこれからだっていう男の子だったので、家族に対しての気持ちだったり、仕事だったり、学校だったり、生活のスタイルだったり…中途半端さみたいなものを自分でどうやって表現できるかなっていうのをすごく考えながら臨ませていただきましたね」と回顧。

さらに、作品の中では父が厳しい役どころであり、体を張るシーンも多かったのではと聞かれると「自分が思っていたものと、山田(洋次)先生が想像されていた若者像っていうもののチューニングがすごく難しくて。自分の若者像の幅がこれぐらいのゲージ(顔の前で手を出し)だとしたら、山田先生からはこの地面から天井ぐらいの振り幅を求められていて。それをどうやって自分は乗りこなしていこうかっていうので、結構悪戦苦闘だったんですけど…」と吐露しつつも「小日向さんだったり、家族の皆さんがすごく自分を面白く扱ってくださったので、波に乗ってからはすごく楽しくできたなっていう風に思います」と共演者に感謝した。

◆小日向文世主演「わが家は楽し」

同作は石井氏がプロデューサーを務め、山田氏のオリジナル脚本で今の家族を、夫婦の絆を、笑いと涙と哀愁をもって描く珠玉のホームドラマ。仕事一筋で生きてきた平山家の父・平山幸之助役は小日向。その妻・史枝役を戸田、長男・和夫役を高橋、長女・遥役を桜井ユキ、和夫の恋人・美鈴役を山田、遥の夫・雄太役はえなりかずきが演じる。(modelpress編集部)

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