徳永有美アナ、曽野綾子さんの作品は「社会に出るための必要な心構え」学生時代の思い出つづる

0

2025年03月07日 06:00  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

徳永有美(2018年9月撮影)

元テレビ朝日アナウンサーのフリーアナ徳永有美(49)が6日までにインスタグラムを更新。2月28日に老衰のため亡くなった作家、曽野綾子さんの思い出をつづった。


徳永アナは「曽野綾子さんが亡くなられたとの一報に触れて」と書き出し「大学卒業間近、図書館でアルバイトをしている頃、曽野綾子さんの本ばかり読んでいた。昼ごはんのおにぎりを早々に食べ終え、すぐに図書館の片隅、ぽかぽかしてるところで曽野綾子さんの本を読むのが至福だった」と学生時代の思い出をつづった。


「敬虔なクリスチャンでもある曽野さんの言葉は優しくて厳しく、読んでいると母に頬をピシャリと叩かれるようなハッとする瞬間が幾度となく訪れた」と曽野さんの作品を振り返り「当時でも古い本の部類になっていた『誰のために愛するか』(1970)は何度も繰り返し読んだ。厳格な先生から教えを乞うように、線をたくさん引いてページを折り曲げていた」と回顧した。


「元々は、敬愛する遠藤周作のエッセイに度々登場されていた曽野綾子さん。そこから曽野さんの本を手にとるようになった。若い自分にとっては社会に出るための必要な心構えだったように思う」とつづり「10代の頃書き留めていたノートに曽野綾子さんの言葉が」と曽野さんの言葉を記したノートを公開した。


石川県出身の徳永は大妻女子大社会情報学部を卒業した98年にテレビ朝日へ入社し、05年に退社。同年にお笑いコンビ、ウッチャンナンチャンの内村光良と結婚した。09年3月、第1子を出産し、現在子どもは2人。18年10月、13年ぶりに「報道ステーション」にメインキャスターとして復帰した。

    ニュース設定