
【写真】高橋海人、小日向文世&戸田恵子ら“家族”と会見に登場
本作は、これまで数々のホームドラマを世に送り出してきた石井ふく子プロデューサーが、映画「男はつらいよ」シリーズをはじめとする数々の名作を手がけている映画界の巨匠・山田洋次監督を脚本として起用した家族の物語。2018年放送のドラマ『あにいもうと』以来7年ぶりに、脚本・プロデューサーとして二人がタッグを組んだ本作は、夫婦間の離婚問題をきっかけとして、その問題が家族全員の心を揺さぶっていくというストーリーだ。
高橋は、小日向演じる長年勤めた会社を定年退職した平山幸之助と、その妻・史枝(戸田恵子)の息子で大学生の和夫に扮する。高橋は山田監督、石井プロデューサーという映像界の重鎮たちの作品に参加するということで、二人の過去作をしっかりと研究して臨んだというが「山田監督と僕が考えていた若者像に違いがあって、最初は戸惑いがあった」という。
本読みでは、脚本担当として参加した山田監督から「セリフ一つ一つダメ出しをいただきました」と苦笑いを浮かべると「自分が想像して持って行った人物像はすべて違った。最初はくじけそうになったのですが、どうにかして認めてもらいたい」という気持ちで、何度ダメ出しをされても、へこたれずに立ち向かっていったという。
父親役の小日向は「海人くんがいつも現場で山田さんにダメ出しされているなか、諦めずにしっかり会話をしながら取り組んでいる姿が面白く、現場では和ませてもらいました」と高橋と山田監督のやり取りを微笑ましく見ていたというと、母親役の戸田も「ドラマの撮影をしながら、(アイドルとして)歌ったりパフォーマンスをしなければいけない日々。そんななか取り組んでいる姿はとてもりりしかった」と息子を称賛。
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山田洋次×石井ふく子 ドラマ特別企画『わが家は楽し』は、TBS系にて3月13日21時放送。
※高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記