
【写真】南沙良、“フツー”とはかけ離れた生活を送る大学生に 『愛されなくても別に』場面写真
本作は、武田綾乃による同名小説の映画化。日本最年少でカンヌ国際映画祭への出品を果たした井樫彩が監督を務める。
南沙良が演じるのは、浪費家の母親に依存され、人生に一度も期待を抱いたことのない主人公・宮田陽彩(ひいろ)役。
“フツー”とはかけ離れた大学生活を送る宮田陽彩(南)は、学校に通いながら朝から晩まで寝る間もなくアルバイトや家事に追われる。母親に金を渡し、世話をするために。母親から暴力は振るわれないし、暴言もない。ただ「愛している」と言う言葉で縛られ、陽彩は緩やかな絶望と人生に対する期待のなさの中で生きている。そんなある日、同じバイト先の同級生、江永雅と出会うことによって、陽彩の人生は大きく変わっていくー。
ABEMA短編映画『恋と知った日』以来、2度目のタッグとなる井樫彩監督は、南の俳優としての魅力について「彼女の魅力はたくさんありますが、その1つは内に秘めた感情を実感を伴って表面に出すことが出来ること」と語り、さらに「陽彩という心の中でさまざまな感情が渦巻いている主人公を、言葉少なくとも繊細に表現してくれました」とコメントしている。
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映画『愛されなくても別に』は、7月4日より公開。
※南沙良からのコメント全文は以下の通り。
■南沙良 コメント全文
お芝居している中で、自分が不幸であることを他人との物差しとして用いてしまう陽彩を抱きしめてあげたくなりました。
誰かと出会うこと、何かを失うこと、なにかを信じること。
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