
くりぃむしちゅー上田晋也が、3月4日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)で語った“私見”に、さまざまな反応が寄せられている。
社会で話題になっている題材を女性芸能人が深堀りしていく同番組。この日のテーマは「フェミニズム」について。番組内ではこの言葉について、「社会から押し付けられる『女性とはこうであるべき』という偏見、固定観念から解放され、自由な生き方を求める運動」と紹介されていた。
スタジオでは、芸能界で感じる“女らしさ”を求める見えない束縛について盛り上がった様子。一方、男性側の意見を求められた司会を務める上田は「古き良き昭和」という言葉を取り上げながら、「ほんとにごく一部の男にとってだけ良かった時代なんだろうな」と指摘。
さらに「発言力があったり、会社で地位が高かったりする人たちにとってはいい時代だったけど、それによって苦しんだ女性が多分、相当数いたんだろうと思う」と推察。「それが根強く残って、今も脈々と続いていて、『それは違うでしょ』って、フェミニストの人たちが声高に言っていきましょうということだと思う」
と持論を展開していた。
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上田晋也のアップデート術
的を得たように思えたこの発言に対し、ネット上では上田に対する称賛の声が相次いでいる。
《女からしたら女性の生きづらさを理解しようとする姿勢がある男性は大歓迎だよ》
《ほんとにそう思ってるとしたら上田さんの年齢にしては柔軟な考え方だな》
《もし本音では無いにしてもこういう考えが出来ることだけでも凄いと思う》
その一方で、視聴者の中には懐疑的な見方をする者も。
《女に媚び出したか》
《そりゃテレビで変なこと言えないだろ》
《テレビのメインの視聴者層は主婦だからね》
《そんなこと言ってれば、一部の女性の支持を簡単に得られるから言ってるだけ》
などと、好感度を狙ったものという辛らつな意見もあった。「上田さんは女性側の立場で持論を述べるのが上手い」と話すのは民放キー局の制作スタッフ。
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「2024年6月放送の同番組で、上田さんは女性とのデート場所についてこんな意見を述べていました。『男性はどうして高級な店ばかり連れていくのか』という問題が話し合われている中で彼は『むしろ俺、高級な料理店に行って喜ばないんだっていうのがちょっと意外。それだけ君との時間を大切に思ってる証拠じゃんとかって、思うんだけど』とコメント。『俺は悪いけど、ファミレスに連れていくわけにはいかないなぁ』と吐露していたのです」
だがこうした紳士的な態度を“ポーズ”と考える人も少なくないという。
「上田さんは2020年11月放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)の中で、ゲストの北川景子さんが子育てについて『産まれてからのほうが大変』と語った際、『当たり前じゃん!』と一喝。また、育児にかかりきりで自分の肌の手入れができないという北川さんが『自宅のお風呂で15分トリートメントをしてパックをしたい』と語ると、『“やれば?”っていう感じもするんだけど』とバッサリ。
こうした男性優位の家族観に批判が相次いだことがありました。炎上の過去を教訓に、考え方をアップデートをしているのかもしれませんね」(同・民放キー局の制作スタッフ)
若手時代に“3股”をかけていたことはファンの間で周知の事実。そのころの上田と今では、全くの別人と言っていいのかも?
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