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関東から九州ではスギ花粉の飛散がピークを迎えていて、今日7日、東京都内では「花粉光環」が出現しました。来週は4月並みの暖かさも予想され、東京や福岡などでは「極めて多い」飛散となる日がありそうです。
●スギ花粉の飛散がピーク 「花粉光環」出現
関東から九州にかけては、スギ花粉の飛散がピークを迎えています。今日7日(金)東京都内では、大気中に舞う大量の花粉により太陽の周りに丸い虹のような光の輪ができる「花粉光環」が出現しました。東京・池袋で撮影した写真では、太陽の周りにうっすらと虹色の環が見えます。東京都内では風も強く、花粉が多く飛んでいることが分かります。
日没後も花粉が多くなる時間帯です。このあともマスクなどでしっかりと対策をしてお過ごしください。
●8日(土) 東日本・西日本で花粉が多い
明日8日(土)は日本付近は移動性の高気圧に覆われるため、日本海側の地域を含め、広い範囲で晴れるでしょう。
花粉が飛びやすく、花粉の飛ぶ量は、福岡で「極めて多い」、高知で「非常に多い」予想です。関東から中国地方でも「多い」予想で、近畿北部や山陰でも花粉の飛散が多くなるでしょう。
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●来週は4月並みの暖かさ 花粉は「極めて多い」所も
明後日9日(日)以降、全国的に気温が高くなる予想で、大量飛散の日が多くなるでしょう。東北や北陸でも本格的な花粉シーズンへ入りそうです。
9日(日)は福岡で「極めて多い」予想で、10日(月)は東京でも「極めて多い」飛散となるでしょう。
11日(火)は本州付近を低気圧が進んで広く雨が降るため、多くの所で花粉の量は少なくなる見通しです。ただ、12日(水)以降は4月並みの暖かさとなる日もあり、関東から九州では花粉の飛散が多いでしょう。東京や福岡では「極めて多い」日もありそうです。
●花粉が多く飛ぶ時間帯は?
花粉が多くなる時間帯は、その日の気象条件によって変わりますが、都市部の場合、一般的には「昼前後」と「日没後」に多くなるといわれています。
これは早朝、日の出とともに雄花が開き、放出された花粉が風に乗って都市部にやってくるタイミングが「正午ごろ」であること、そして日中、上空高くまで舞い上がった花粉は日没のタイミングで地表付近まで降りてくるためと考えられています。
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