日本テレビは3月4日、25年4月期の改編説明会を実施。24年10月期に比べて改編率が約2倍となる大幅改編が行われたが、あおりを受けたタレントもいるようで――。
お笑いコンビ・かまいたちと指原莉乃(32)がMCを務めるバラエティ番組『超無敵クラス』(日本テレビ系)が、3月末で終了することが明らかになった。現在、土曜昼に放送されている『メシドラ〜兼近&真之介のグルメドライブ』が曜日移動し、『超無敵クラス』の後継番組として放送されるという。
改編によって『超無敵クラス』は終了するが、『千鳥かまいたちアワー』がゴールデン帯に進出することも発表された。かまいたちが笑った裏で、安堵できないのは指原だろう。
「AKB総選挙で1位を獲ったとこもある指原さんは、アイドルらしからぬ発言やリアクションで大ブレイク。着実に出演本数を増やし、人気MCの地位を確立させました。しかし、21年には11本のレギュラー番組を抱えていましたが、近年では自身がMCを務める番組が次々と終了。23年9月の改編では『推しといつまでも』(MBS・TBS系)、『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』(テレビ朝日系)、『ゼロイチ』(日本テレビ系)が立て続けに終了し、世間をザワつかせていました」(テレビ誌ライター)
4月以降のレギュラー番組は、『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)、『トークィーンズ』(フジテレビ系)、『キッチンカー大作戦!』(テレビ朝日系)の3本となる指原。徐々に露出が減ってきているが、以前からタレント業には“限界”を感じていたという。
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22年3月放送の『さしフワご相談ナイト』(フジテレビ系)で、指原は自身の限界について、「『ゼロイチ』をやった時に、女のタレントってこれが最後だなというか、情報番組の生放送のMCが最後で、それ以上はないなというのを改めて感じた」と吐露。
また「女のタレントとしての限界はすごく感じてる」とも語り、「芸人さんがいないとやっぱり進行はできないし、女一人で進行って相当、力がないとできないと思ったし、私には無理だなと思ったから、もうすでに違うお金の稼ぎ方を考えてるところ」と“別の道”を模索していることを明かしていた。
テレビの仕事に危機感を抱いた指原は、副業に力を注いできたようだ。たとえ“レギュラー全消滅”になったとしても、収入面でのダメージは少ないという。指原はタレント活動のほかに、カラコンやコスメ、3つのアイドルグループのプロデュースを精力的に行っている。
「昨年12月放送の『ナカイの窓 復活SP』(日本テレビ系)で、指原さんプロデュースのカラコンが“2年で累計200万個以上販売、売り上げは約30億円”と紹介されていました。コスメの売り上げも、発売から約1年弱で約11.5億円に達したそう。指原さんはギャラについて“100%のうち6%がバラエティ”と明かしており、プロデュース業が収入の90%以上を占めているそうです。また収益の分配については、『1ケタの半分くらいを事務所と分けてます』と話していました。
売り上げは所属事務所と分け合うとはいえ、一時期は年収5億円前後ではないかとも言われていました。指原さんも『約2億円のランボルギーニを2台買える』とメディアで語っていましたね。また、“いつ仕事がなくなってもいいように”と不動産投資を始め、マンションを2部屋購入。ですが指原さんの稼ぎなら、“ビルを買った方がいい”とアドバイスされたそうです。副業が絶好調であるだけに、万が一タレントの仕事がなくなっても大きなダメージとはならないでしょう」(芸能関係者)
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またひとつレギュラー番組を失ったとしても、優れた商才で勝ち残っていけそうだ。
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