旧姓でビザ取得、可否答えず＝政府答弁書

　政府は７日、旧姓の通称使用で航空券予約やビザ（査証）取得、外国訪問時の入国審査が可能かどうかについて「各航空会社の規則や渡航先の関係法令等によってさまざまで、一概に答えることは困難だ」とする答弁書を閣議決定した。立憲民主党の石垣のり子参院議員の質問主意書に答えた。

　石垣氏は質問主意書で「国内で通称使用が拡大しても、海外に行く際の不便さは解消できない」と指摘した。