2025スーパーフォーミュラ・ライツ第1大会鈴鹿 佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL) 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1大会は3月9日、三重県の鈴鹿サーキットで第2戦の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が連勝を飾った。
3月6日から走行がスタートしたスーパーフォーミュラ・ライツ第1大会は、3月9日8時20分から第2戦の決勝レースが12周で争われた。フロントロウにつけたのは2戦連続ポールポジションの佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)というふたりだ。
6番手スタートのザック・デビッド(B-MAX RACING 324)がスタートで出遅れたものの、レースはフロントロウの佐野、小林のふたりがレースをリード。やや離れて荒尾創大(DELiGHTWORKS)、野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)、ニュータイヤを履くケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が続く展開となった。
ただ、2周目に波乱が起きる。Astemoシケインを立ち上がった2番手の小林が、トラブルが起きたか突如スローダウン。最終コーナーアウト側のグラベルに停止してしまった。この車両回収とオイル処理のためにセーフティカーが導入され、佐野、荒尾、野村というオーダーに変化していった。
レースは5周目にリスタートを迎えることになったが、そのリスタートに向けた加速では、荒尾がコースアウトを喫してしまった。これでトップ3は佐野、野村、フレデリックという顔ぶれに変化する。
上位陣が相次いで後退する荒れたレースは、7周目にマスタークラスのDRAGON(TEAM DRAGON 324)のコースアウトで2回目のセーフティカーランとなり、ファイナルラップに解除となった。
しかし、ファイナルラップでは順位の変動はなく、佐野が開幕2連勝。野村が2位、フレデリックが3位となった。4位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、5位は卜部和久(B-MAX RACING 324)、6位は伊東黎明(LMcorsa OTG 320)という順位に。マスタークラスは清水康弘(GNSY RACING 324)が連勝を飾った。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1大会鈴鹿サーキット 第2戦決勝結果
Pos./No./Class/Driver/Car/Laps/Grid/Qualify 1/35//佐野雄城/モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL/12/1/1’50.628 2/50//野村勇斗/HFDP WITH B-MAX RACING/12/4/1’50.796 3/58//K.フレデリック/Pilot ONE Racing with B-MAX/12/5/1’51.138 4/37//古谷悠河/Deloitte. HTP TOM’S SFL/12/7/1’51.548 5/1//卜部和久/B-MAX RACING 324/12/8/1’51.596 6/60//伊東黎明/LMcorsa OTG 320/12/9/1’52.170 7/3//三井優介/DELiGHTWORKS/12/10/1’52.477 8/51//Z.デビッド/B-MAX RACING 324/12/6/1’51.186 9/8/M/清水康弘/GNSY RACING 324/12/12/1’53.440 10/4//森山冬星/JMS RACING TEAM/12/11/1’52.842 11/2//荒尾創大/DELiGHTWORKS/12/3/1’50.731 R/30/M/DRAGON/TEAM DRAGON 324/7/13/No Time R/38//小林利徠斗/モビリティ中京 TOM’S TGR-DC SFL/1/2/1’50.655