
【写真】栄光の『R-1』トロフィーを抱きしめうっとり
同大会は、2002年より開催している史上最大の“ピン芸日本一決定戦”。新たな若きスターを発掘するという目的のもと、2021年からの3年間、同大会は「芸歴10年以下」という出場制限を設けていたが、昨年から芸歴制限を撤廃。今年は大会史上最多の5511人がエントリーしていた。
2001年生まれの23歳、芸歴3年目というフレッシュなチャンピオンとなった友田。優勝の瞬間について「本当に信じられない。1回戦からあっという間に決勝が終わっていた」と振り返ると、霜降り明星の粗品が記録した26歳という最年少記録を大幅に更新したことに「決勝に臨むにあたり、そこまで最年少ということは意識していなかったのですが、オープニングVTRで粗品さんが史上最年少で優勝したシーンが流れていたので、記録を上塗りしたいなと思うようになりました」と語る。
「R-1」を優勝したことで、さまざまなチャンスが舞い込んでくることが期待できるが、友田は「お笑いの仕事はもちろんですが」と前置きすると「情報番組のリポーターをやってみたい」とやや意外な回答。さらに「歌とか声の仕事をしたい」とこちらもお笑いとは違う仕事への興味を語っていた。
また共演したい人を聞かれた友田は「ダントツでカールスモーキー石井さんです」と米米CLUBのヴォーカリストの名前を出すと「青春時代にずっと見て憧れていた方。いつかお会いできたら」と期待を口にしていた。
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「R-1」優勝という一つの目標を成し遂げたが、今後について聞かれると、「お金に余裕を持って生活すること」と安定を口にした友田。しかし一方で「これまで逆張りで生きてきた人生なので、誰かに憧れることなく、独自の道を歩んでいきたいです」と個性を大切に進んでいくことを誓っていた。