『秘密〜THE TOP SECRET〜』第7話 (C)カンテレ 俳優の板垣李光人と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)がW主演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』(毎週月曜 後10:00)第7話が、10日に放送される。このほど第7話のあらすじと場面写真、ゲストの伊武雅刀からのコメントが到着した。
【写真】秘密を明かされ、耳を赤くして照れる板垣李光人 第6話は団地跡から25年前の屍蝋化(しろうか)死体が見つかったことをきっかけに、薪(板垣)が雪子(門脇麦)の親友の過去を暴いてしまうことで、薪と雪子が激しくぶつかりあう。ついに雪子から、亡くなった鈴木(中島)と鈴木にうり二つの青木(中島 一人二役)へひそかに抱いていた思いを言い当てられて、激しく動揺する薪。
また今回の事件を通じて青木は雪子への思いが高まり、物語のラストで雪子に告白するという展開に。ますます複雑になっていく薪、青木、雪子の三角関係にSNSでは「雪子VS薪さんは熱かったな」「雪子はそれでも薪さんが好きなんだよね」といったコメントが寄せられた。
第7話は第8話につながる前・後編の前編。千堂外務大臣(生瀬勝久)の一人娘・咲の誘拐事件が発生する。容疑者として浮上したのが20年前、千堂が中東アフリカ局長だったときに集団拉致事件に巻き込まれ、遺体が見つからないまま死亡と断定された女性の父、淡路真人(伊武雅刀)だった。20年前の復讐(ふくしゅう)と知った千堂は逆恨みだと激怒し…という内容。
青木の、少女を救いたいという優しさとまっすぐさ、それゆえに危険を顧みない大胆さが今回も発揮される。そんな青木に薪自身も突き動かされて少女の救出に乗り出すなど、互いを思いやる薪と青木にバディ感が生まれていく様子にも注目。また復讐の鬼と化した淡路役の伊武と、娘の命か国益かの選択を迫られる千堂大臣役の生瀬という2人の名優が、緊張感みなぎるセリフの応酬で真っ向勝負する姿も見どころとなる。
■伊武雅刀コメント
――ドラマ『秘密〜THE TOP SECRET〜』の台本を読んだ感想を教えてください。
人間の脳をスキャンして犯罪を暴く。荒唐無稽ながらあり得る話だ。科学は進歩し続けている。2話にわたる犯罪、よく出来た台本である。手に汗握る展開が繰り広げられどうなるか、どう決着がつくのか。物語に惹(ひ)き込まれる事請(う)け合います。
――伊武さんが演じる「淡路真人」は、伊武さんにとってどんなキャラクターでしょうか?
あと2年に満たない命を宣告された老人が命のある間に鬼となり、復讐を企てる。相手は政府の要人。自分の娘を国に見捨てられ殺された事への怒り、そこまで人は憎悪できるものなのか。役づくりで、その感情を持続できるかが今回のテーマでした。
――撮影現場の感想や、共演者との感想を教えてください。
生瀬君とは『トリック』というドラマ以来の久しぶりの共演。今回は前回とは違ってシリアスな場面でがっぷり渡り合った感があります。
――ドラマの見どころや、ドラマを楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
最後まで、とにかくお楽しみください。7話の冒頭「私は鬼になりますから」という言葉から始まるこの復讐が、どうなるのか。最後の、まさかの終結までお楽しみいただけると思います。乞うご期待。
■第7話あらすじ
千堂外務大臣の一人娘・咲が誘拐された。警察は被疑者と思われる吉田さなえ(千葉雅子)の自宅に踏み込むが、さなえはその場で死亡。「第九」がさなえの脳をスキャンして咲の居場所特定を試みることになる。MRI映像には、さなえが港のコンテナの中で横たわる、咲とみられる女子高生に、わずかばかりの水と食料を与える様子が映っていた。しかしコンテナはすでに、日本と国交のない中東の国の貨物船に載せられて出港していた。救出のチャンスは船が日本の領海内にいる間だけとあって、薪や青木の顔には焦りの表情が浮かぶ。
そんななか、さなえと千堂の接点も明らかに。20年前、国際医療支援のスタッフだったさなえの娘は、集団拉致事件に巻き込まれ、遺体が見つからないまま死亡と断定されていた。その際、中東アフリカ局長として当該国との交渉にあたったのが、千堂だったのだ。20年前の復讐だと知った千堂は逆恨みだと激怒。「第九」の捜査にも業を煮やし、自らの立場を利用して国の機関を動かそうとするが…。
一方、MRI映像に拉致の瞬間が映っていなかったことから、薪は共犯者の存在を確信し、その矢先、さなえの元夫・淡路真人が消息不明だと分かる。すると、薪の脳裏にはある可能性が浮かび上がり…。