SFストップモーションアニメ映画『JUNK HEAD』第2章、6月13日公開決定

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2025年03月10日 08:01  cinemacafe.net

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『JUNK WORLD』(C)YAMIKEN
ギレルモ・デル・トロ監督に大絶賛され、日本公開後もカルト的人気を得た奇才・堀貴秀監督が制作したSFストップモーションアニメ映画『JUNK HEAD』。その第2章『JUNK WORLD』が6月13日(金)より公開決定、特報映像と本ポスター、場面写真が解禁された。

2017年、独学で映画作りを学んできた新進気鋭の堀監督が制作したSFストップモーションアニメ映画『JUNK HEAD』は、ファンタジア国際映画祭最優秀長編アニメーション賞をはじめ数々の海外国際映画祭で受賞。

その後、2021年に全国10館で公開されると、国内でも堀監督の造り上げる世界観にハマる人が続出。口コミでも大きな話題を集め、ミニシアターランキング2週連続1位を獲得。瞬く間に日本各地で追加上映が決定し、興行収入1.4億円を突破するカルト的人気を博した。

そんな堀監督が約3年の月日をかけて手掛けた“JUNK”シリーズの第2弾『JUNK WORLD』。前作の世界観をさらに深化させ、1042年前の壮大で複雑な地下世界を舞台にした失われた未来の物語。

解禁された本ポスタービジュアルには、主人公のロボット・ロビンが大きく描かれている。ロビンは、前作『JUNK HEAD』ではパートンという名で登場しており、2作品の世界軸を繋ぐキーパーソンとなっている。

また、特報映像では、ロボットであるロビンが、護衛として人間で女性隊長のトリスを守ろうと鋭意奮闘する様子が映し出されている。

さらに本編映像に加えて堀監督をはじめとする制作陣が労力を注ぐ制作過程の一部も公開。特報からも垣間見えるキャラクターの多さに、制作陣の熱量と前作を超える大きなスケール感が伺える。

ダークでありながらユーモアと温かみを感じさせる新たなキャラクターたちも登場し、その独創的なデザインと緻密な手作業による驚愕の映像美でストーリーが展開。

1コマ毎に撮影し、3年の制作期間を経て完成したSFストップモーションアニメ映画の傑作が誕生する。

<堀貴秀監督コメント>
元々映画を見ることが好きなだけだった自分が、自分が見たいと思う映画として制作した『JUNK HEAD』は多くの方に評価していただきました。
そして2作目となる『JUNK WORLD』でも同じく自分が見たいものを詰め込んだ作品になりました。
コマ撮りという今では希少なアナログ技法で表現されたその映像は、現在では逆に新鮮な体験にもなり、物語もSF映画として楽しめるものになっているので是非ご覧ください。

■STORY
遥か昔、人類は地上の生息域減少により地下開発を進めた。
その労働力として人間に似せた人工生命体のマリガンを創造。
しかしマリガンは自らのクローンを増やして勢力を広め人類に反乱。
第3次停戦協定から230年後の世界。人類は地上に留まり地球規模に
広がった地下世界をマリガンが支配していた。

・地下世界に異変がーー
急きょ、人間とマリガンによる地下世界の異変を探る調査チームが結成された。女性隊長トリス率いる人間チームと、クローンのオリジナルであるダンテ率いるマリガンチームは共に目的地である地下都市カープバールを目指すが、マリガンのカルト教団「ギュラ教」に襲撃されてしまう。

彼らの標的は希少種とされる人間の女性=トリス。しかし、トリスにはロボットのロビンが護衛として帯同していた。

・「トリス様をお守りする」
「ギュラ教」と戦いながら、調査を進めるが、圧倒的な戦力の差に苦戦を強いられる調査チーム。その激しい攻防の中で彼らは次元の<歪み>を発見する。そしてロビンはトリスを守るため次元を超えた作戦を計画するがーー。

地下世界に隠された謎と異変の正体とは? そして次元を超えた戦いの末にロビンが下す決断とは?

『JUNK WORLD』は6月13日(金)より劇場公開。





(シネマカフェ編集部)

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