強烈な出会いを明かした山田裕貴 (C)ORICON NewS inc. 俳優の山田裕貴が10日、都内で行われた『ヱビスブランド新CM発表会』に登壇し、共演した宮崎秋人との初対面でのエピソードを明かした。
【全身ショット】ジャケット姿でビシッと登場し笑顔をみせる山田裕貴 この度公開されたCMで山田は、旅立つ友人に向かって「頑張れよ」と伝えるシーンがある。この友人を演じた宮崎について、「少年漫画みたいな出会い方してて」とエピソードを披露した。ワタナベエンターテインメントの養成所に通っていた山田はオーディションで『海賊戦隊ゴーカイジャー』に合格しデビュー。山田と宮崎は同い年だが、宮崎はまだ養成所に通っている状況だったところに、山田はデビューした人間としていわゆるOB講義に行くことに。
山田は「養成所に話しに行くみたいな機会があって。お仕事始めてみてこうなんですみたいな話をして、今日はありがとうございましたって教室を出たら、廊下で宮崎秋人に声かけられて」と回顧。そして宮崎から伝えられたのは「俺、ぜってえアンタ超えてやっからな」との言葉だったと明かした。
「いきなり言われたんですよ。俺もそのときまだ若かったんで、『いや、俺負けねえから』って言ったのが出会いだったんで、今回一緒にこうやって『頑張れよ』とかっていうの、まじで恥ずかしくて、なんでお前なんだよってまず現場で話しました」と笑顔。「特別なエピソードがある彼と一緒に撮影できたのは、(せりふで)『頑張れよ』って言いながら、めちゃくちゃ恥ずかしい思い出があるので、心の中は複雑で、すごい印象的でした」と苦笑した。
さらに初対面のエピソードについて「『おはようございます』もなしですよ?あいつ。失礼なやつだなと思って。俺はちゃんと『おはようございます。負けねえからな』って言いました」と対抗したことも明かし、「今でも事務所で多分唯一の同い年なのかな。今でも会うとちょっとこっぱずかしいんですよね、お芝居で共演したりとかしても。だから彼にはすごい特別なんか思いがあります」と照れながらもどこかうれしそうな表情を見せた。
山田が出演するサッポロビール・ヱビス新CM「ヱビス 始まりの時」篇は、11日より全国で放映開始。CMでは、山田が新たな挑戦のため旅立つ友人を送り出す姿を描く。仲間へのエールと共に、自分ももっと頑張ろうと前向きな気持ちになっていく様子、 ヱビスビールを飲んで心が満たされ、想いが溢れていく山田の感情を表現している。