カワサキNinja(ニンジャ)1100SX SE 外観 3月10日、カワサキは大型スポーツバイク『Ninja(ニンジャ)1100SX』と『Ninja 1100SX SE』の2モデルを発表した。発売は3月29日を予定している。
ニンジャはカワサキが世界に誇るスポーツバイクブランドであり、古くは1984年に誕生したGPZ900Rから端を発する。現在では、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)に参戦する『ZX-10RR』のようなリッターサイズのスーパースポーツから、小柄な車体で誰もが気軽にライディングを楽しめる250ccの『ニンジャ250』、完全電動バイクの『ニンジャe-1』など、幅広いモデルをラインアップしている。
今回発表されたニンジャ1100SXは、スポーツバイクでありながら快適なツーリングも楽しめるモデルとして、エンジンには最高出力136PS/9000rpm、最大トルク11.5kgm/7600rpmを発生させる1098cc並列4気筒エンジンを搭載。それに合わせてギヤ比を最適化させたことにより、低中速域での乗り味を向上させている。
また、ツーリングをより快適にする装備としてクイックシフター(KQS=カワサキクイックシフター)、エレクトロニッククルーズコントロール、4段階で角度調整可能なウインドシールド、グリップヒーター、GPS機能付き前後ドライブレコーダーなど、数々の装備を標準装備としている。
さらに、スペシャルエディションモデルである『ニンジャ1100SX SE』では、ブレンボ製フロントブレーキユニット、オーリンズ製リヤサスペンションが装備され、より上質なスポーツライディングが味わえる。
ワインディングや高速、街乗りなどあらゆるステージで爽快なライディングが楽しめるニンジャ1100SXの車両本体価格(税込)は177万1000円、ニンジャ1100SX SEは198万円とされた。両モデルは購入すると、一カ月点検と3年間の定期点検が無料で受けられる『カワサキケアモデル』が自動で付与される。
[オートスポーツweb 2025年03月10日]