カワサキ Z900 SE 外観 3月10日、カワサキは大型ネイキッドバイク『Z900』のスペシャルエディションとなる『Z900 SE』を4月12日に発売することを発表した。
カワサキのZシリーズは同社のネイキッドバイクシリーズの名称で、近年では125ccのミニバイクから250ccのスポーツバイク、さらにはスーパーチャージャー過給のリッターバイクと、幅広い排気量のモデルを取り揃えており、いずれもストリートファイタースタイルのデザインで人気を博している。
今回発売されたZ900 SEは、2024年型モデルの長所をそのままに外観に“新Sugomiデザイン”を採用。ヘッドライト周りなどの意匠が変更され、より精悍かつダイナミックなデザインへと生まれ変わった。
エンジンとフレームは『エキサイティング&ライダーフレンドリー』コンセプトをもとに各部を進化。最高出力124PS/9500rpm、最大トルク98N・m/7700rpmを発生させる948cc並列4気筒エンジンを搭載し、新たに電子制御スロットルバルブが採用されたことによりシャープなスロットルレスポンスを獲得した。
また、IMU(慣性計測装置)を搭載することにより、KQS(カワサキクイックシフター)、クルーズコントロールといったライディングをサポートする機能も装備された。
さらに、コーナリング時に高い安定感を発揮する新タイヤ(ダンロップ SPORTMAX Q5A)、高いコントロール性能を持つブレンボ製ブレーキユニットとオーリンズ製リヤサスペンションが奢られているなど、スペシャルエディションの名に恥じないだけの性能と装備を持つ、魅力的な一台となっている。 車両本体価格は165万円(税込)で、新車購入時には一カ月点検や3年間の定期点検が無料で受けられる“カワサキケアプラン”が付帯される。
[オートスポーツweb 2025年03月10日]