多部未華子主演『対岸の家事』、田中美佐子&緒形直人の出演決定 頼れる先輩主婦&絶縁状態の父に

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2025年03月10日 14:10  クランクイン!

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火曜ドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』に出演する(左から)田中美佐子、緒形直人 (C)TBS
 多部未華子が主演する4月1日スタートのドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』(TBS系/毎週火曜22時)の追加キャストとして、田中美佐子と緒形直人の出演が発表された。田中は主人公・詩穂の頼れる相談相手で包容力抜群の先輩専業主婦、緒形は絶縁状態の詩穂の父を演じる。

[写真】包容力抜群の先輩専業主婦を演じる田中美佐子

 本作は、朱野帰子による小説『対岸の家事』を実写化。主人公は、2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂(多部)。働くママが主流となった昼間の街でなかなか自分と同じような主婦仲間を見つけられず、「・・・あれ、今日もまた誰ともしゃべってない!?」とちょっぴり焦りを感じる日々。そんな中、立場は全く違えど、同じように“家事”にまつわるさまざまな問題を抱える人たちと出会い、交流していくことになる。

 多部演じる主人公・詩穂の専業主婦の先輩・坂上知美を演じるのは、田中美佐子。TBS火曜ドラマへの出演は2023年放送の『マイ・セカンド・アオハル』以来となる。ベテラン専業主婦で、明るくて優しく世話好きな坂上は、詩穂のよき理解者。ある日、坂上家の庭に咲いている紫陽花に手を伸ばそうとした詩穂を見かけ、一人でぼうぜんとしている詩穂の姿に自分の過去が重なり、声をかける。それ以来、詩穂の話し相手となり、日々の愚痴やたわいもない話ができる唯一の存在に。そんな坂上だが、実は最近、人知れず一人でぼーっとしてしまうことが増えたようで…。

 詩穂の父・岡田純也を演じるのは、緒形直人。TBS火曜ドラマへの出演は初めてとなる。負けず嫌いで仕事人間だった純也は、家族のためという大義名分のもと、家事は専業主婦だった妻に任せきりだった。詩穂が中学生の時に妻を亡くして以来、詩穂が高校を卒業するまで父子2人きりで暮らしていたが、現在は絶縁状態にあり…。はたして2人の間に何があったのか? 「自分は2つのことを同時にできない」という理由から専業主婦の道を選んだ詩穂。その人生を決定づけた、純也との暮らしの全貌とは?

 田中は「私は、多部未華子さん演じる『詩穂ちゃん』の話し相手の役、『坂上さん』を演じます。年齢は大幅に違いますが、たくさん話をして、料理を一緒にして、詩穂ちゃんがうちに来てくれるのが本当に楽しみ。様々な人生の選択をして今を精一杯生きている人たちがここにはたくさんいます。『わかるわ〜』とつい頷いてしまう。そして今の自分と向き合うこともできるし、なぜかとても励まされるいいお話です」とコメント。

 緒形は「男は外で働き、女は家事をする。父親は、自分のやるべき仕事に専念し、汗を流す。翻弄された娘と、『時代のこうあるべき』に囚われた父親。その父親役を演じます。火曜ドラマのメインターゲットは女性のようですが、多くの男性にも観ていただきたい作品です」としている。

 火曜ドラマ『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』は、TBS系にて4月1日より毎週火曜22時放送。
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