お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(59)が10日、都内でチェアマンを務める「TBSドキュメンタリー映画祭2025」(14日〜4月3日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷)のイベントに出席した。
「どうも、川淵チェアマンです」とボケながら登場した太田は「年々、作品数も増えてるし、見るの面倒くさいなと思います。バラエティーを撮ってる人も出してるし、本当は(バラエティー)やりたくなかったんだなと思う」と話した。
南米奥地アマゾンの環境問題を扱った映画「埋もれる叫び」については「アマゾンの、買い物じゃないですよ(笑い)。アマゾンの奥地で水銀を使って、日本から離れているのに水俣病と同じ症状の子供たちがいる。ちょっと真面目なことを言ってみました」と問題提起した。
自身で映画を1本撮るならという質問には「テレビ業界が、いま大変。まだ、出ていないTBSの闇を描きたい。あと、タイタンのオンラインカジノ。外部の人間として、第三者委員会を立ち上げたいと思います」とフジテレビ問題やオンラインカジノ問題でボケながら毒を吐いた。これに司会を務めたTBSの良原安美アナウンサー(29)は「本当に受けにくい」と苦笑いした。
そして、上映作品の「巨大蛇行剣と謎の4世紀」の山崎直史監督と、「REASON〜あの日、HIPHOPに憧れた少年たち〜」に出演するラッパー4PRIDEが登場。太田に対して、1分間の作品プレゼンを行い対決した。
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山崎監督がステージに登場すると、太田は「僕の1回目の選挙特番のプロデューサー。優勝です!」と、2021年(令3)にボケを連発してネット上で大炎上した番組の担当者であることを明かした。
山崎監督が「本当にやりたかった仕事は、これ」と言うと、太田は「ご迷惑をかけました」と謝罪。それを受けた山崎監督も「ご迷惑ををかけました」と頭を下げた。
ふだんは解体業で働いている4PRIDEは「家の下まで密着してすごいなと思った」と制作陣に感心しながら、思いをラップで披露。太田は「よく娑婆(しゃば)にいてくれたと思います」と言いながら、対決の軍配を「やっぱり彼のラップの迫力」と4PRIDEに上げた。そして「殺されるかもしれないからね」と笑った。
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