女優松島トモ子(79)が10日、自身のブログを更新。
1日未明に80歳で亡くなった、キャスターみのもんたさん(本名御法川法男)の思い出をつづった。
松島は「みのさんの身体の不調は知っていたが、まさか亡くなるなんて…… みのさんは、私にとっては兄貴のような存在だった」と書き出し「日本テレビの『午後は○○おもいッきりテレビ』で17年間ご一緒だった。テレビでは無名だったみのさんが、またたく間にお茶の間の主婦のアイドルになった」と当時を回顧し、若かりし頃のツーショット写真を公開した。
「スターになり横暴になる人を何人も見てきたが、みのさんはスタッフにいつも優しく、罵声を浴びせたり手をあげるなど、一度もなかった」と続け「院長御回診じゃあるまいに、大行列を従える人も多い中、みのさんはマネージャーひとりだけ」とみのさんの人柄を思った。
「みのさんのことで忘れられないのは、お父様のご葬儀だった。池上本門寺で行われ、私は沢山の葬儀をみているが、あんなに豪華絢爛なのは初めて見て、腰が抜けそうになった」とみのさんのエピソードを明かし「長い廊下に並ぶ胡蝶蘭の花が、これでもかと美を競い合い、祭壇はこの世のものとは思えない見事さ。お棺は木彫りだったかと記憶している。列席者は横綱、親方達、スポーツ選手、政財界のお歴々、芸能人、キラ星のごとくだった。みのさんがマスコミに君臨されていることは一目でわかった」とつづった。
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「ご自分の葬儀は肉親だけで、とのこと。きっと常々おっしゃっていたのだろう」と記し「生前、鎌倉でひとり暮らしと聞いていたので、何度も電話しようと思ったけど、なんとなくやめてしまって…… 栄枯盛衰は世の常、とはいうけど、お互い良い時のことだけ覚えていましょうね」と投稿を結んだ。
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