ダウンタウン浜田雅功が一時休養「負担も増えていたよう」１年強は１人で出演継続、関係者証言

吉本興業は10日、公式サイトでダウンタウン浜田雅功（61）の体調不良による一時休養を発表した。

期間は未定。相方松本人志（61）は23年末に女性への性的行為強要疑惑を一部で報じられ裁判（現在は終結）に注力するため活動休止し現在も復帰しておらず、そろって活動の足を止める。20代から多忙な日々を過ごし、この1年強はコンビのレギュラー番組も1人で出演を継続。酷使してきた肉体と精神をリセットし、再び笑いを届ける日を探る。

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ダウンタウンがお茶の間からいなくなる。吉本興業は浜田が昨年末ごろから体調不良を感じていたと明かし「医療機関を受診した結果、医師より、当面の間、静養することが望ましいとの助言を受け、3月10日より休養を取らせていただくことになりました」と発表した。一時的の休養になる見込みだが、活動休止中の松本と2人そろって表舞台から姿を消すことになる。

関係者によると、浜田は仕事が軌道に乗り始めた20代前半の頃からまとまった長期休暇をとったことがなく、40年近くにわたって芸能界の第一線で活躍してきた。松本の活動休止発表時は「戻ってくるまで自分ができることを一生懸命やろうかな」と語り、この1年強は3本あるコンビのレギュラー番組に1人で出演を続けて支えていた。「気も遣いますし、負担も増えていたようです」という証言もあり、別の関係者は「もう浜田さんも今年で62歳。少し休んだほうがいいのは間違いない」とも話した。

23年には一部で体調不良での番組欠席の増加や通院が報じられたこともあった。今回、具体的な病名は公表されなかったが、吉本関係者は「重病説などはない。（設備点検の）オーバーホールに近い感じのものです」。他の所属芸人が活動休止などの対応をとったオンラインカジノ問題など“トラブル系”の事案関連についても「ない」とした。松本と共に若い頃から人気者として先頭に立ち続けており「2人そろって長期の休暇がとれるのは今しかない」という向きもある。

浜田はSNSをやっておらず、同日には妻の小川菜摘（62）が代弁するようにブログを更新した。「主人は何十年もの間、走り続けてきました。疲れがたまっていても、体調を整える時間がほとんどなかったので、今回、休養を取ることができるのは、私も息子達もとても安心しております」と心境を明かした。続けて「お医者様の指導のもと、体調を万全にするためにゆっくり過ごしてもらおうと思っています。（たまには好きなゴルフも楽しみながら）　またお茶の間に『結果発表〜！』という元気な声が響く日まで、どうか温かく見守っていただけますと幸いです」とつづった。

復帰時期は本人の体調が整い次第という。出演番組などが多いため各所への影響は大きい。それでも決断した長期休暇を有効活用し、リフレッシュされた声を再びスタジオに響かせる。

◆浜田雅功（はまだ・まさとし）1963年（昭38）5月11日生まれ、兵庫県尼崎市出身。NSC大阪校1期生。82年に地元の同級生の松本人志とダウンタウン結成。毎日放送「4時ですよーだ」出演を機に人気者となり、日テレ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」などで地位を確立。俳優や音楽活動も行い、小室哲哉とのユニット「H Jungle with t」として95年に出した「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜」はシングル200万枚以上の大ヒット。コンビで4月13日開幕の大阪・関西万博のアンバサダーも務める。趣味は野球とゴルフ。165センチ、血液型A。