成宮寛貴、8年ぶりの復帰を後押しした名俳優の存在「水谷さんには直筆で手紙を」 空白期間がもたらした新たな一面も

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2025年03月12日 12:00  ORICON NEWS

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ABEMAドラマ『死ぬほど愛して』で主演を務める成宮寛貴 (撮影:山崎 美蔓)(C)ORICON NewS inc.
 2016年、突如として芸能界引退を発表した成宮寛貴(42)がこの春、俳優復帰を果たす。引退後は海外にわたり、アパレル事業などを手掛ける実業家に転身していたが、2024年7月にファンクラブを開設するなど、動向に注目が集まっていた。さまざまな経験を経て、俳優という原点に立ち返った成宮は今、何を思うのか。

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 8年ぶりの復帰作となるのは、鬼才・城定秀夫監督とABEMAが贈るラブサスベンスドラマ『死ぬほど愛して』(27日放送開始)。神城真人(成宮)と美しい妻・澪(瀧本美織)。絵に描いたような幸せな結婚生活は1年が過ぎようとしていた、そんな折、近所で「女性記者殺人事件」が発生して2人の運命の歯車が回り始める…。

■8年の空白がもたらした新たな一面 撮影方法のギャップには「浦島太郎状態です」

――8年ぶりの俳優復帰、またその撮影を終えた心境を教えてください。

本当にたくさんの人にラブコールをいただいたり、インスタグラムにあげた写真とかをニュースで拾っていただいたりしたことがすごく励みになっていました。また今回は素晴らしい役で、復帰できることをすごくうれしく思っています。本当に皆さんに感謝だなって。でも、8年ぶりって言われると、そんな経ったかなって。笑

――8年の空白期間をどのように捉えていますか?

どんなこともそうですけど、近すぎると見えなくなるものってあるじゃないですか。好きなものとかも。そこから距離をあけて今回入るので、すごくお芝居が楽しいです。

またその当時(引退前)の感覚よりも今の感覚の方が良いのではないかなと思っていたりもするので。新しくできるお芝居って、「昔と違うのかな」って思うので、そのあたりも含めて、自分自身が楽しんでいかなくちゃなって思っています。

また撮影方法でも違いを感じたりしています。昔の泥臭い感じから少しスマートになっているなと思いましたね。8年の空白の間に変わっていることもあって。浦島太郎状態です。笑

また才能のある監督たちもがどんどん出てきて、知らない名前がいっぱいです。また若手の俳優さんも、今は本当に垣根を越えて、いろんな方がいろんな形で活躍しているので、作品を見るのが面白いです。

■復帰の決め手は“好奇心” 俳優業に熱い思い「魂を燃やしながらお芝居を」

――俳優復帰を決めた理由を教えてください

単純に「今お芝居したらどうなるんだろう?」という好奇心からかな。昔台本を開いていたあの感覚よりも、今だったら違う表現ができるんじゃないかって。年齢的にも、心に余裕がある遊びみたいなものを追求していきたいです。大人の魅力を出していけるような。

――今後の活動は俳優業を基軸にしていくのでしょうか?

俳優もやりながら、自分の好きなことも時間が許す限り、できたらいいなと思っています。「復帰しました!」っていうタイミングって、本来はどんどん仕事をした方がいいと思うんですけど、そういう年でもないなと思って。自分が思う、本当に良い役、自分がやってみたいなと思う役を、自分の魂を燃やしながらお芝居をできたらいいなっていう風に思います。

――俳優業という仕事は成宮さんにとってどんな存在ですか

俳優という仕事は、違う人間を演じるわけですから、いろんな人生を生きる、人生を何周もさせてもらえる存在です。僕は大学も行ってないんですけど、過去のドラマで大学生を疑似体験させてもらって、今は勝手に大学の思い出になっていますね。(笑)

――今作の役柄はどう感じていますか?

(今作の)この役自身がいろんな役を演じていますからね。ピュアなラブストーリーかと思えば、サスペンス性もかなりあって、僕は今回、殺人鬼の役なんですけど、どういう人間性、 育ち方をしたらそうなるのかみたいなことがわかっちゃうと、一気に怖さがなくなっちゃうキャラクターが結構多い中、この作品での役は知れば知るほどわからなくなっていくっていう魅力のある役だったので、楽しく演じることができましたね。

■小栗旬、水谷豊、西田敏行さん…成宮を後押した名俳優たちの言葉「『いつ戻ってくるの?』って」

――復帰にあたって相談した俳優仲間はいますか?

相談というよりかは、同い年っていうのもあって小栗(旬)に電話しましたね。「俺、やるよ」って。小栗も「おー、待ってた」てね。笑

あとは胸が熱いんですけど、西田敏行さん。たまたま普段行く焼肉屋さんが一緒だったんですけど、(引退後に)偶然会って、「寂しいよ、いつ戻ってくるの?」って。1人焼肉とか結構するんですけど、(西田さんが)横にいらして「一緒に食べようよ」って。たくさんの方々にもそういう風に言っていただいたりしましたね。

ほかにも、水谷(豊)さんには直筆で手紙を書きましたね!

――復帰を待ち望むファンの声をどう受け止めていましたか?

ありがたかったし、自分が思うよりも周りが熱を持っていてくれて。自分でもびっくりしました。本当に俳優に戻るとは思ってなかったので。本当に感謝です。

――ファンにメッセージをお願いします。

成宮寛貴として、俳優の第2章がスタートします。この作品をぜひみてもらいたいなって思います。これからもドキドキしてもらえるようなお仕事をしていけたらなと思っているので、皆さま、よろしくお願いします。


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