アイスショー出演への心境を明かしたNEWS・増田貴久(C)ORICON NewS inc. プロフィギュアスケーター・高橋大輔、NEWS・増田貴久、ミュージシャン・SUGIZO(LUNA SEA)、監督・堤幸彦氏が12日、都内で行われたアイスショー『氷艶 hyoen2025 -鏡紋の夜叉-』記者発表会に出席。増田が、アイスショーに参加する緊張感を語った。
【写真】仲良し!笑顔で肩を組んで写真に応じた高橋大輔&増田貴久 増田は「(スケート経験は)ないです。ドラマでスケートデートするシーンを1回だけ」と緊張気味。「この前、大輔くんと教えてもらいながら人生2回目のスケートをしたのですが、周りの方々に『なんでそのお仕事受けちゃったの?』って。先ほどもKing & Princeの永瀬廉くんに会って、説明したら『今すぐ断った方がいいですよ』って」と不安げな表情を浮かべた。
さらに、NEWSのメンバーも驚いていたそう。増田は「びっくりしていました。『まっすー、スケート滑れたっけ?』って言われて。『滑れないから練習しているよ』って。『えっ』って驚いていました」とそのリアクションを告白。「みんな心配してくれるんですが、インラインスケートは得意な方なので、滑る感覚みたいなのはちっちゃいころからやっていたので、なるべく早く練習して当たり前に滑れるようになりたいなと思っています」と前のめりに語った。
一方、高橋は「(増田のスケーティングは)めちゃくちゃうまかったですよ。今まで『氷艶』に出演した俳優の方が本番の時にしていたくらいの滑りをやられていたので」と絶賛した。増田が「才能の塊みたいなことですかね」と胸を張ると、堤監督は「お墨付きをいただいたので、遠慮なくやります」とニヤリ。増田は「ドキドキが増してしまいました。ものすごい仕事を受けてしまったと」と苦笑いをしつつ、「(高橋と)対決する役なので、少しでもうまくなれるよう、できるところまで上り詰めたいと思います」と意気込んだ。
また、アイスショーはスケーティング技術によって、足さばきのために衣装が変化することも。増田は「うまくなると丈が短くなるらしくて」と説明し、「ポスターの時は下につくくらい長かったのですが、本番は上だけ着ているかも(笑)」と笑いを誘った。
今作は、高橋と増田のW主演となる。増田は「W主演だったんですね。僕、2番手だと思っていました。そんな、もう、そんな立場じゃないんで」と恐縮。「ついて行く。必死に」と背筋を伸ばし、「自分との闘いですが、できるところまで精いっぱい頑張って『滑れるようになったね』って思われないぐらいできるようになって、ひとつのピースになればと思います」と力を込めた。
『氷艶』は日本文化とフィギュアスケートが融合したアイスショー。2017年、19年、24年につづき、4回目の公演となる今作は堤幸彦氏が演出を担当する。高橋の故郷である岡山が舞台の『桃太郎』の元となった『温羅伝説』をベースに大義のぶつかり合いを描く。“鬼”とされた温羅を高橋、“桃太郎”のモデルである吉備津彦を増田が演じる。音楽はLUNA SEAのギタリスト・SUGIZOが務める。
高橋と増田のほか、荒川静香、福士誠治、村元哉中、田中刑事、島田高志郎、青山凌大、森田望智、吉田栄作が出演する。7月5、6、7日の3日間にわたって、神奈川・横浜アリーナで計5公演上演される。
会見のMCは、日本テレビ・忽滑谷こころアナウンサーが務めた。