“日本一黒いグラビアアイドル”橋本梨菜デビュー10周年　クラブDJ・海外も視野に活動拡大「日本人って幼く見えるから、まさか31歳とは思ってないやろうと」

　“日本一黒いグラビアアイドル”“なにわのブラックダイヤモンド”のキャッチフレーズでグラビア、バラエティ番組などで活躍中の橋本梨菜が、2025年3月20日でグラビアデビュー10周年を迎える。美しい黒肌でグラビアの第一線を走り続ける橋本に、グラビア10年を振り返り、YouTube、DJイベント、海外活動へと活躍の幅を広げる現在、そして11年目からの未来について語ってもらった。

【写真】美しい黒肌と明るい笑顔で女性人気も上昇中の橋本梨菜

■橋本梨菜インタビュー【２】

――この10年間でも何度か取材をさせていただいていますが、旅行が好き、南国が好き、ハワイが大好きという話も聞いています。グラビアはそんな橋本さんにぴったりな仕事だったのかもしれません。

【橋本】「海外旅行が大好きなので、お仕事で海外に行くこともめちゃめちゃ多くて楽しいんです。そこから、どうしてもハワイで撮影したいという高い目標もできて、そのためにどれくらいのDVDや写真集を売り上げなきゃいけないのか計算したり、東京だけじゃなくて、名古屋、大阪でもイベントを頑張って、少しでも多くの方に買ってもらえるようにしようとかまで考えるようになりました」

――プロデューサー的な視点を持つようになったと。

【橋本】「グラビアマルチユニットのsherbetとして海外のフェスに出演したり、海外で撮影を行ったりというのは、自分からスタッフにプレゼンしました。以前sherbetは順調に進んでいたんですが、アイドルというカテゴリーでは正直、年齢制限というか…。日本だと25歳を超えるとアイドルの括りでは難しいという価値観がありますし。そんな矢先にコロナ禍に突入したので、この先日本で頑張るのが難しいのなら、海外に進出する足がかりを作れるように動いたんです」

――sherbetも活動の場をアイドルライブから、クラブDJやYouTubeなどに移していきます。

【橋本】「コロナ禍の間にDJを勉強したり、曲調やパフォーマンスもクラブミュージックのフェス仕様に変えていったり、仕事の場を海外に変えていったり…。海外に行くと、皆さん年齢って気にしてないんですよ。日本人って幼く見えるから、まさか31歳とは思ってないやろうと（笑）。いい意味で深くは知られていないので、海外の様々な場所に出て行って、どこに上手くハマるのか、今も模索しているところです」

――いい発見ができましたね。コロナをきっかけに、早い段階で手を打っていたことが今に繋がっている。

【橋本】「全部本当に好きなことをやっています。というか、好きなことができるようにプロデューサーを口説いているといいますか。多分、プロデュースすることが好きなんですよね。裏側まで知っていないとやりたいこともできないし、自分のスイッチも入らないんでしょうね。海外ロケなら飛行機代も先に自分で調べちゃいます。“平日やったらこれぐらいで行けますよ！”とか（笑）」

――ただライブアイドルやグラビアアイドルを漫然と続けていたら今の状況はなかったかもしれません。

【橋本】「アイドルとしてのライブを休止した時、もう戻ることはないんだろうなぁと思ったんですけど、これまで歌ってきた大量の楽曲がもったいないなっていう気持ちもあったんです。誰かに引き継ぐのも難しいし、その曲たちを無駄にしない方法はないかなと考えた時。DJなら年齢制限もないし、合わせてパフォーマンスをしたり踊ったりもできるんじゃないかって思いついたんです。アーティストが中心のフェスに出るときは、アイドルじゃないよという口実にもなっているんですけど、会場のお客さんがアイドルだと思って観ているなら別にいいと思っているんです。昔から応援しているファンの方々も来てくださるので、結局アイドルとファンという構図は変わらないのかも知れないですけど。少しずつシフトチェンジしていかないと、この業界に長くは入られないとは思っています」

――そうして迎えた10周年ですが、これまでの活動のなかで、特に思い出深い出来事はありますか？

【橋本】「グッと来て、涙が出たのはファースト写真集の撮影ですね。グラビアを始めた時から、写真集を出したい、ハワイに行きたいって言っていたんですが、周りは“今の時代、写真集を出すのってすごく難しいんだよ。今はハワイで撮影なんて無いよ”みたいな反応でした。でも“どうしてもハワイに行きたいし、みんなを連れて行きたいです！”って言って頑張りました。そして、ハワイでの写真集の撮影が決まったとき、事務所のスタッフさんたち皆から“まさか、梨菜ちゃんに連れてきてもらえると思わなかった”って言ってもらえて。恩返しができたと思いましたし、自分の夢を叶えた瞬間でもありました。そして、ハワイで夕陽を見ながらの撮影が終わった時に、すごく涙が出て。夢はこうやって一つずつ叶えていけるんやなって思ったし、絶対にまた戻って来ようと思ったので、すごく印象的なシーンとして思い出します」

――それが一つのターニングポイントだったのかもしれませんね。

【橋本】「“こういう夢があります。これをやりたいです”って明確に何度も伝えると、叶えようとしてくれる事務所なんです。10年も同じ事務所にいるのもなかなか珍しいとは思うんですが、他の事務所に行きたい思ったことは何故か一度もないんです」

■橋本梨菜（はしもと・りな）プロフィール
“日本一黒いグラビアアイドル”“なにわのブラックダイヤモンド”のキャッチフレーズでグラビア・バラエティ番組などで活躍中。スカパー！『グラドル向上委員会(仮)』、Amazonプライム・ビデオほか『ほんトカナ！？ケンドーコバヤシの絶対に観ないほうがいいテレビ！』のレギュラーMCに抜擢されるなど活動の場を広げている。グラビアマルチユニット「sherbet」の一員としても活動し、YouTube「橋本梨菜の橋本ちゃんねる」も好調。リップ所属

1993年9月13日生まれ、大阪府出身
身長158cm　バスト:88 ウエスト:58 ヒップ:85
趣味・特技：旅行（主に南国）、日焼け、ハワイ

■「橋本梨菜グラビアデビュー10周年記念トークショー」
日程：3月20日（木・祝）
トークショー：12:30〜14:00　※受付12:15〜
チェキ会：14:20〜15:40頃（一部タレントのみ）
会場：SHIBUYA SCRAMBLE S（渋谷区神南1-23-10 MAGNET 7F）
入場料：6000円
【オプション】
チェキ会有　1000円〜2000円（※タレント別）
【トークショー】
★犬童美乃梨×橋本梨菜
★天木じゅん×橋本梨菜
★比留川マイ・水沢まい（元sherbetNEO）×橋本梨菜
★三田悠貴×橋本梨菜
★大阪組：西本珠理・塚本里咲（元POPUP）×橋本梨菜