ガソリン補助金が最少に=13日以降、2円50銭―経産省
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2025年03月12日 18:02 時事通信社

経済産業省は12日、ガソリン価格の高騰を抑えるため石油元売り会社に支給している補助金を、13日以降は1リットル当たり2円50銭にすると発表した。原油価格が下落傾向にあり、2022年1月の支給開始以降で最も少なくなる。経産省担当者は補助金の出口について、「原油価格の動向などを丁寧に見極めながら判断する」との考えを示している。
12日発表したレギュラーガソリンの1リットル当たりの店頭小売価格(10日時点)は、全国平均で前週から横ばいの184円10銭。政府は価格を185円程度に抑えるため補助金を支給している。
補助金は、支給を始めた22年1月27日が3円40銭とこれまでの最少で、最も多かったのは同年6月16日の41円40銭だった。政府は昨年12月以降、補助金終了に向け段階的に縮小しており、価格は180円超の高値が続いている。
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