竹野内豊、「大人の休日倶楽部」CMを吉永小百合から引き継ぐ「特別な使命を帯びる感覚」

　俳優の竹野内豊が12日、都内で行われた「大人の休日倶楽部」プレス発表会に出席。新メインキャストに就任し、吉永小百合からCMを引き継ぐことについて「特別な使命を帯びる感覚で、本当に身に余る光栄です」と語った。

【写真】吉永小百合からメッセージ映像も到着

　「大人の休日倶楽部」は、50歳からの旅と暮らしを応援する、会員向けサービス。2005年サービスを開始し、以降、20年にわたって吉永小百合が計71本のCMに出演した。この春より、竹野内をメインキャストに、「大人はみんな、旅の途中。」をキャッチコピーとする広告を展開。竹野内が出演するTVCM「福島・会津篇」は、3月24日より放映開始する。

　発表会では、20年にわたりCM出演をしていた吉永小百合からのメッセージVTRが届いた。VTRの中で吉永は「私は2005年から20年間、この3月まで大人の休日倶楽部のキャストをやらせていただきました。東北から北海道、そして最近では北陸まで、さまざまな地方で皆様と交流しながらコマーシャルを作ることができたので、楽しい思い出がいっぱいあります」とニッコリ。さらに「今回、竹野内さんが後を継いでくださるということで、私も何かまたできることがありましたらサポートしていきたいと思っております。どうぞ皆様、これからも大人の休日倶楽部で素敵な旅を楽しんでください」と言葉を届けた。

　竹野内は「吉永さんのこのコマーシャル、すごく好きだったんですよ」としみじみ。「今、改めて吉永さんから『竹野内さん』と仰っていただいたときに、背筋がぐっと伸びるような気持ちになりました」と口にし「特別な使命を帯びるような感覚で、本当に身に余る光栄です」とかみしめた。

　キャッチコピーの「大人はみんな、旅の途中。」にちなみ、竹野内の人生の旅はどのような状況かと聞かれると「まだまだこの旅の途中で、むしろ序盤なのではないかと思うぐらいまだ未熟なので、本当に日々新しい壁が生まれている、そんな感覚もあります」と回答。その上で「乗り越え方の種類は少しずつ増えてきたような感じがします」とも明かした。

　また、この先どのような大人になりたいかという質問には「実は自分のことは自分が1番見えないのかもしれないですが、今後は流れゆく日々の中でも、本来の自分を忘れずに、自分らしい有意義な時間の使い方をしていきたいなと思います」と告白。「どうしても今まで仕事を優先した生き方を長く続けてきたこともあって、仕事以外の面でまだ経験できていないことや、行ったことのない場所も数え切れないほどある」と話し「これから少しずつ仕事とは違う、プライベートの面においても、人生を豊かにしていきたいなと思っています」と意気込んだ。