米カリフォルニア州モントレーパークの食料品店=2月12日(AFP時事) 【ワシントン時事】米労働省が12日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.8%上昇した。伸びは前月(3.0%上昇)から鈍化。5カ月ぶりに縮小し、市場予想も下回った。インフレは緩和したものの、なおも高い水準にとどまっていることが示された。
変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は前年同月比3.1%上昇。伸びは前月から縮小した。
項目別では、ガソリンが3.1%下がった一方、中古車・トラックが0.8%上昇。サービス価格(エネルギー関連を除く)は住居費などの値上がりが響き、4.1%の大幅な上昇だった。