貸金庫問題で監督指針改正へ=管理厳格化求める―金融庁
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2025年03月13日 01:01 時事通信社

金融機関の貸金庫から顧客資産が盗まれる事案が相次いだ問題を受け、金融庁が銀行などに対する監督指針を改正する方向で検討していることが12日、分かった。貸金庫サービスを提供する銀行に対し、警備体制など管理の厳格化や、マネーロンダリング(資金洗浄)対策などを実施するよう求める方針だ。
監督指針には現在、貸金庫に関する明確な規定がない。金融庁は昨年11月に表面化した三菱UFJ銀行元行員による窃盗事件を機に、有識者を交えて対応を検討していた。
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