）が対戦した。
今シーズン、42年ぶりにCLの舞台へ帰還したアストン・ヴィラ。リーグフェーズでは5勝1分2敗を記録し、勝ち点「16」の8位でラウンド16へのストレートインを果たした。迎えたアウェイでのラウンド16・ファーストレグは3−1の白星を収め、先勝を収めて大きなアドバンテージを確保。直近の公式戦8試合でわずか1敗と好調を維持する同クラブが、準々決勝進出を目指してホーム開催のセカンドレグに臨む。
試合は17分、2点ビハインドを追いかけるクラブ・ブルッヘにとって痛すぎるアクシデントが発生。GKエミリアーノ・マルティネスからのロングフィードでマーカス・ラッシュフォードが背後のスペースへ飛び出すと、後ろから倒したカイリアニ・サブにレッドカードが提示され、数的不利での戦いを強いられる。このプレーで得たフリーキックをユーリ・ティーレマンスが直接狙ったが、ここはGKシモン・ミニョレが立ちはだかる。
その後は両者決め手を欠き、スコアレスで後半へ折り返すと、立ち上がりの50分にセカンドレグの均衡が破れる。アストン・ヴィラはエズリ・コンサからの縦パスを起点に敵陣へ侵入すると、マルコ・アセンシオがスペースを持ち運んで相手をボックス内へ閉じ込める。横へ振りながら隙を探る中、ジョン・マッギンからのパスを受けたレオン・ベイリーがボックス内のスペースへボールを供給。抜け出したマルコ・アセンシオが利き足とは逆の右足でシュートを沈め、先制に成功した。
このゴールで勢いに乗ったアストン・ヴィラは続く57分、前線で浮き球のボールを収めたラッシュフォードからのパスでモーガン・ロジャーズがボックス左の深い位置まで侵入。マイナスへの折り返しをイアン・マートセンがダイレクトでねじ込み、リードを広げる。さらに61分、ボックス左へ入り込んだラッシュフォードからの折り返しをアセンシオが流し込み、勝利を決定付ける3点目を奪った。
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準々決勝・ファーストレグは来月9日からスタート。勝利したアストン・ヴィラはパリ・サンジェルマンと対戦する。
【スコア】
アストン・ヴィラ 3−0（2戦合計：6−1） クラブ・ブルッヘ
【得点者】
1−0 50分 マルコ・アセンシオ（アストン・ヴィラ）
2−0 57分 イアン・マートセン（アストン・ヴィラ）
3−0 61分 マルコ・アセンシオ（アストン・ヴィラ）
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