【YouTubeチャート】「ライラック」V10、新体制timeleszが初登場TOP10入り

　今週（2025/2/28〜25/3/6）のYouTubeチャートTOP100の週間総視聴回数は先週比で0.2％減、TOP100の初登場作は14作（先週は11作）となった。

【画像】YouTubeチャート週間TOP11〜30一覧

　1位はMrs. GREEN APPLEの「ライラック」（638.4万回）。今回で10週連続、通算13度目の1位となった。7位（先週4位）には、『Mrs. GREEN APPLE 18祭』（NHK総合）のテーマソングとして書き下ろされた「ダーリン」（345.9万回）が入り、TOP30内には5曲、TOP100内には10曲がランクインしており、まだまだ快進撃が続いている。

　2位（先週6位）はBLACKPINKのメインボーカルであるロゼとブルーノ・マーズのコラボ曲「APT.」（518.2万回）。24年12月にリリースされたロゼ初のスタジオ・アルバム『rosie』の先行配信シングルで、ブルーノは歌唱参加だけでなくプロデュースも担当。2人が出演するウィットに富んだミュージック・ビデオ（MV）は10月に6位に初登場してから20週連続でTOP10内をキープしている。

　3位は米津玄師「BOW AND ARROW」（455.5万回）。フィギュアスケートを題材にしたテレビアニメ『メダリスト』（テレビ朝日系）のオープニング主題歌で、原作のファンである米津が自ら志願して書き下ろし、ジャケットのイラストも米津自身が手がけている。テレビアニメが終盤を迎えた3月5日には、フィギュアスケートでソチ五輪、平昌五輪の金メダルを獲得したメダリスト、羽生結弦さんとコラボしたMVを公開。羽生さん自らが振り付けし、最高難度の演技構成というスケーティングを披露していることが話題となり、視聴回数は約1.7倍に急伸。先週24位からジャンプアップした。

　9位にはtimelesz「Rock This Party（Live）」（286.5万回）が初登場。24年4月にSexy Zoneから改名し、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人体制となり、同年9月から新メンバー募集オーディション『timelesz project -AUDITION-』（通称タイプロ）の配信がスタート。今年2月15日に最終エピソードが配信され、新メンバーとして寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5人が加わり、8人体制となった。同曲はオーディションの最終6次審査の課題曲で、“最高の仲間と一緒に夢を叶えよう”というtimelesz projectで歩んできた軌跡や感情を菊池、佐藤、松島が歌詞に盛り込んだパーティーチューン。公式SNSでは、レコーディング時やジャケット撮影時の様子、メンバーがリレーダンスする動画なども公開されている。

　12位に初登場したのは藤井風「masshiro（pure white）」（257.2万回）。コカ・コーラシステムのミネラルウォーター「い・ろ・は・す」のブランドアンバサダーに就任した藤井が書き下ろした曲で、本人が出演するCMやスペシャルムービーも公開されている。

※カッコ内は視聴回数

動画を別画面で再生する