俳優谷原章介(52)がMCを務めるフジテレビ系「めざまし8」(月〜金曜午前8時)の13日の放送で、米国で登場した「AI記者」について報じ、コメンテーターが騒然とする一幕があった。
番組冒頭、米国の裁判所が判決情報を発信するため、精巧な人間のように映像が作られたAI記者「ビクトリア」「ダニエル」を紹介。小室瑛莉子アナウンサーが「アリゾナ州の最高裁が情報発信の手段として、AI生成された記者2人を採用したと言うことで」と伝え「これが本当に精巧すぎて、見分けが付かない…」とため息をもらすように語った。
谷原に「古市さん、すごくない?」と聞かれた社会学者の古市憲寿氏は「まあだから、どんどん人間いらなくなりますよね。小室さんはまだまだ必要とされる自信はあるんですか?」と問いかけ。小室アナは「いや…まあ、人間力ですかね。そこで勝負していきたい」と苦笑した。
元フジテレビ解説委員の風間晋氏は「いやこれ、脅威ですよね。マズイですよね」と本音も。「僕は(年齢的に)逃げ切りだからいいけど、おふたりはヤバいですよ」と古市氏と元NHK記者の岩田明子氏を示した。岩田氏も「私も逃げ切りですから。あなたはまだ若いから」と古市氏にかぶせたが、古市氏は「いろんなものを任せられてラッキーじゃないですか」とポジティブに解釈した。
ただ谷原は「働かないで、僕たちの考え方やキャラクター(のAI)がIP(知的財産)として、お金もらえればいいけど、そうじゃなかったら、ただ単に無職になっちゃう」とコメント。古市氏は「その分、違う仕事できますよ。谷原さんの著作権をAIにわたして、勝手にやってくれ、ということですよね。そういう仕事たくさん生まれて来ますよ」と可能性を示したが、スタジオには疑念を表すように笑いが漏れた。
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谷原は自らに言い聞かせるように「今のところ、すべてコメンテーターも司会も、生身の人間でお送りさせていただきます」とまとめた。
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