小椋藍、3年ぶりの地で臨むMotoGP2戦目は「異なるアプローチが必要になる」/第2戦アルゼンチンGP

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2025年03月13日 14:20  AUTOSPORT web

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小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)/2025MotoGP第1戦タイG
 3月14〜16日にアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドにて開催される2025年MotoGP第2戦アルゼンチンGPに向け、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)が意気込みを語った。
 2025年シーズンから新たにMotoGPクラスに昇格し、ルーキーとして戦っている小椋。開幕戦タイGPでは、予選ダイレクトQ2進出を決めて初のスプリントと決勝ともにシングルフィニッシュを果たし劇的なデビュー戦を飾った。レースでは元王者フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)への追跡劇やオーバーテイクなど内容も濃く、彼にとっても学びの多いものとなったようだ。
 そんな開幕戦から2週間が経ち、舞台は南半球のアルゼンチンへ移し、小椋は第2戦アルゼンチンGPへと臨む。第1戦タイGPでは事前テストがあったものの、今回のアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドでは、アプリリアRS-GP25での走行経験はなく、小椋にとっては3年ぶりとなる。だが、Moto2クラスで参戦した直近の2022年には3位表彰台を獲得したサーキットでもある。
 最高峰MotoGPクラスのマシンではまた勝手も異なるが、衝撃的なデビューを飾りあれだけの戦闘力を示していただけに、2戦目も期待がかかる。ウイーク内および初日における2度のフリー走行で、どれだけ適応できるかが必要にもなってくるが、小椋は開幕2戦限定のガルフカラーのアプリリアRS-GP25でどのような戦いぶりを見せてくれるだろうか。

小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)

「またエキサイティングな週末になると思います。アルゼンチンのサーキットはタイのサーキットとはまったく異なるので、ブリーラムとは異なるアプローチが必要になってきます。MotoGPのバイクで別のサーキットで走るのが待ちきれません。アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドは高速コーナーなので、ライドするのは楽しいだろうなと想定しています」
「さらに、チームとまた一緒に仕事ができるのも楽しみにしています。僕たちはまだ一緒に多くのことを改善している途中です。金曜日からうまくスタートさせ、土曜日には完璧に準備を進め、もちろん日曜日のメインレースにも備えなければなりません。スタートするのが楽しみです。週末に何が起こるか見てみることにします」

ダビデ・ブリビオ代表(トラックハウスMotoGPチーム)

「今年すでに2戦目だけど、もちろん藍との素晴らしい初戦の勢いを維持したいと考えているよ。けれど、ラウル(・フェルナンデス)がタイGPでは発揮できなかった潜在能力を発揮するのも楽しみにしている。アプリリアRS-GPは改善を実感しているし、我々はバイクとふたりのライダーという良いパッケージも兼ね備えている。我々はアルゼンチンに行き、この潜在能力をすべて引き出してできる限り活用しようとしているんだ」
「テルマス・デ・リオ・オンドを楽しみにしているよ。休止期間を経て再びそこに戻ることになるけれど、ここは常に素晴らしいトラックであり、エキサイティングなレースが楽しめる素晴らしい場所だから、我々はその一部になれるよう努力する。今回のイベントでもガルフは我々と一緒に戦うし、タイでのスタートはとても素晴らしいものだったから、好調な状態を継続できることを楽しみにしているよ」

[オートスポーツweb 2025年03月13日]

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