Jリーグ、新潟に対してけん責処分を発表 先月スクールコーチが酒気帯び運転で検挙

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2025年03月13日 14:47  サッカーキング

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 Jリーグ(公益社団法人日本プロサッカーリーグ)は13日、アルビレックス新潟に対しての懲罰を発表した。

 アルビレックス新潟は先月26日にサッカースクールコーチの酒気帯び運転を報告し、同コーチとの業務委託契約を即時解除したことを発表していた。Jリーグは今回の事象を受けて、新潟に対して「けん責(始末書をとり、将来を戒める)」処分を下すことを決定したと13日に発表している。

■対象事案
アルビレックス新潟でサッカースクールコーチを、2025年2月24日(月)午後7:00時頃より飲酒を伴う会食に出席。同日午後11:30頃より駐車場に停めていた自家用車で仮眠を取ったのち、2月25日(火)午前1:00頃に自家用車を運転し、駐車場敷地外に出たところを警察官に呼び止められて呼気検査を実施した結果、血中アルコール濃度が基準値を超過していたことから酒気帯び運転で検挙された(以下、「本件行為」という)。

■懲罰理由
Jリーグ規約第3条〔遵守事項〕第2項には、「Jリーグ関係者は、第1条のJリーグの目的達成を妨げる行為およびJリーグの信用を毀損する行為を行ってはならない。」、また同条第3項には、「Jリーグ関係者は、法律、命令、条例等を遵守し、社会的規範を尊重して行動しなければならない。」とそれぞれ定めている。本件行為は法令違反であり、かつ酒気帯び運転という行為の悪質性を踏まえると、結果的にこれらを抑止することができなかったクラブの管理監督責任は重大であり、クラブのみならずJリーグの社会的信用を毀損するものである。

■処分内容
社会全体で問題視されている酒気帯び運転である本件行為が再発する結果となったクラブの管理監督責任は重大であり、またクラブのみならずJリーグの社会的信用を毀損するものであることから、今後の再発防止を徹底すべく、けん責を科すこととする。

 なお、Jリーグの発表を受けて、新潟は管理監督者への処分の発表とともに「日頃より多大なるご支援を賜るすべての関係者様に、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪している。

 新潟のリリース概要は以下の通り。

■管理監督者等への処分
株式会社アルビレックス新潟 代表取締役社長 中野 幸夫 報酬3カ月の20パーセントを自主返納
株式会社アルビレックス新潟 常務取締役 栗原 康祐 報酬3カ月の20パーセントを自主返納
担当部門責任者(本部長)へのけん責

■再発防止策
(1)弊クラブ独自のコンプライアンス研修の定期開催
年間2回〜3回開催とし、うち1回はアルコール・コンプライアンス研修を必須とする。

(2)アルコールチェッカー貸与対象を拡大
弊クラブ社員・業務委託スタッフに加え、トップチーム選手・スタッフを含めクラブに関わる全員を対象とする。

(3)定期的な呼気検査の実施
呼気検査の浸透のため、定期的な呼気検査を実施する。万が一、酒気が確認された場合の罰則を規定する。

(4)飲酒(酒気帯びを含む)事案の厳罰化
抑止力強化のため、処罰の厳罰化・可視化(就業規則、業務委託契約の見直し)を行う。

このニュースに関するつぶやき

  • これさ、車内で寝てるから不審に思って待ち構えていたんじゃね?昔、契約してる駐車場に停めて休んでたら自ら隊に起こされた事ある。エンジンかけっぱなしで車内に居ると怪しむ。ちなみに私は…疲れていただけ
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