Xiaomi Japanは3月13日、「Xiaomi Pad 7」シリーズを発売した。
市場想定価格はXiaomi Pad 7の8GB/128GBの構成が5万4980円(税込み、以下同)、8GB/256GBの構成が6万4980円。Xiaomi Pad 7 Proの8GB/128GBの構成が6万7980円、12GB/256GBの構成が8万1980円となっている。カラーバリエーションはどちらもブルー、グリーン、グレーの3色だ。
Pad 7 Proには、光の反射の低減に加え、指紋が付着しづらい加工を施したディスプレイを搭載する「Matte Glass」バージョンもある。メモリとストレージの構成は12GB/512GBのみ、カラーはグレーのみで、価格は8万4980円だ。
Xiaomi Pad 7シリーズは、中国Xiaomi(小米科技)が3月2日(現地時間)に発表したタブレットだ。どちらも11.2型で解像度が3200×2136ピクセルの液晶ディスプレイ、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカー、8850mAhのバッテリー、Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2を備えており、資料作成や映画鑑賞などを想定して設計されている。ボディーサイズはどちらも251.2(幅)×173.4(高さ)×6.18(奥行き)mm、重量は500g。
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アウトカメラはPad 7が1300万画素、Pad 7 Proが5000万画素。インカメラはどちらもワイドな画角で撮影できるが、画素数はPad 7が800万画素、Pad 7 Proが3200万画素となっている。生体認証はPad 7 Proが指紋認証と顔認証に対応するのに対し、Pad 7が顔認証のみの対応となっている。
プロセッサはPad 7がSnapdragon 7+ Gen 3、Pad 7 ProがSnapdragon 8s Gen 3で、AIを活用したリアルタイム翻訳や手書き数式の計算、AIアート生成などの機能を実行できる。バッテリーはどちらも急速充電をサポートするが、Pad 7は45W、Pad 7 Proは67Wでの出力が可能だ。
無線LAN規格にも差があり、Pad 7はWi-Fi 6E/Wi-Fi 6(IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax)を、Pad 7 ProではWi-Fi 7/Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6(IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax/be)をサポートする。
Xiaomi Pad 7シリーズ対応の周辺機器として、タッチパッド付きのフォーカスキーボードやカバー、フォーカスペンが用意される。省スペースでの作業に適しており、タッチパッドはジェスチャー操作に対応しているため、マウスが不要になる。フォーカスペンは本体にマグネットで固定でき、充電も可能。プレゼン資料のハイライトや、低遅延での高精度なイラスト制作にも対応している。
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