Xiaomi Japanは3月13日、完全ワイヤレスイヤフォン「Xiaomi Buds 5 Pro」を発売した。一般的なBluetooth接続に対応したタイプに加え、スマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」とWi-Fiで接続し、安定した通信が可能なタイプをラインアップした。価格はBluetoothタイプが2万4980円(税込み、以下同)、Wi-Fiタイプが2万7980円だ。
販路はXiaomi 公式サイト、直営店のXiaomi Store、Amazon、楽天市場。同社は「Spotify Premium」の利用料金を3カ月分無料にし、広告なしで音楽を聴けるキャンペーンを2025年3月13日から2026年8月8日まで実施する。
Xiaomi Buds 5 Proは、デュアルアンプ同軸トリプルドライバーによる正確なサウンドと、最大55dB/5kHzのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を備えた完全ワイヤレスイヤホンだ。aptX LosslessオーディオやLE Audioにより、高音質・低遅延・低消費電力を実現したロスレスオーディオをサポートする。
ドライバーには、11mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを採用。高音域はクリアに、デュアルアンプ構造により低音域から高音域にかけて豊かなサウンドを再生するという。3Dオーディオやヘッドトラッキングも可能だが、対応するコンテンツが必要になる。
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先代の「Xiaomi Buds 4 Pro」も11mmのドライバーを採用しているが、ANC機能は進化。ノイズリダクション深度は55dBに向上し、5kHzの超広帯域に対応した。通話時にも風切り音を除去し、クリアな音質で相手とやりとりできる。
そして、Buds 4 Proとの決定的な違いが、XPAN Wi-Fi Technologyの搭載有無だ。Snapdragon Soundをサポートするデバイスにおいて、音質の向上、接続の安定性、低遅延を見込める。Wi-Fiタイプでは、XPAN Wi-Fi Technologyを搭載し、Xiaomi 15 Ultraと安定した接続が可能だ。2025年3月時点では、この2モデルに限られるが、対応デバイスは今後順次追加予定となっている。
さらに、耳に装着した状態やケースに入れた状態でも、録音を最大4時間行える。接続したXiaomiスマートフォンのリモートシャッターやボイスアシスタントの起動にも利用できる。なお、翻訳・文字起こし機能は2025年4月末にOTAアップデートで追加予定だ。
重量はイヤフォンが約5.6g、充電ケースが約41.8g。音楽再生時間はイヤフォン単体で8時間、充電ケースを併用すれば約40時間。10分の充電で約4.5時間再生できる。カラーはWi-Fiタイプがブラックのみで、Bluetoothタイプがチタングレーとホワイトから選べる。
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