13日、ドジャースの大谷翔平(30)が東京ドームで行われる開幕シリーズのために帰国する。日本中が今か今かと待ち望んだ瞬間に、メディアも連日のように大谷関連のニュースが流れている。そんななか、大谷らしい気遣いに溢れたエピソードが飛び込んできた。
大谷が来日する同僚やスタッフに特別仕様のヘッドホンをプレゼントしたと一部メディアが報じたのだ。
「選手30人とスタッフ約30人に、自身が公式アンバサダーを務めるオーディオブランド「Beats」のワイヤレスヘッドホン『Beats Studio Pro』を贈ったそうです。選手にはそれぞれのロッカーにヘッドホンを置いておくというサプライズ形式だったとか」(スポーツ紙記者)
30個提供したヘッドホンは1個5万円。つまり合計300万円という大盤振る舞いだったようだ。さらには、
「大谷選手のサインとともに日本語と英語でメッセージも添えられていたとのこと。母国である日本に来てくれるチームメイトたちへの“おもてなし”精神が垣間見えますよね」(前出・スポーツ紙記者)
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“似たもの夫婦”という言葉があるが、本誌は大谷の妻・真美子夫人(28)の“おもてなし”精神もキャッチしていた。
昨年10月、大谷率いるドジャースがナ・リーグ優勝を果たし、ワールドシリーズ進出が決まったときのこと。真美子夫人の実業団時代の知人は本誌にこう語った。
「今年の夏、実業団時代の友人たちが真美子さんに会いにLAに遊びに行ったそうです。そこで真美子さんが彼女たちをもてなすため、自宅でチリコンカンを振る舞ったと聞きました」
チリコンカンとは、牛ひき肉と野菜を炒め、豆、トマト、スパイスなどと煮込んだ料理だ。在米ジャーナリストは言う。
「アメリカのテキサス州南部で考案されたメキシコ風料理は現地で『テクス・メクス』と呼ばれるのですが、チリコンカンはその代表的な料理です。アメリカの映画やアニメにもよく登場する“国民食”の一つともいえるでしょう。地域のコミュニティなどでも、何かパーティやイベントがあれば、よく各家庭お手製のチリコンカンを持ち寄って食べる習慣があります」
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ドジャース夫人会の中でも、ヘルシーで栄養豊富な豆料理は常に話題になっているという。
「特にチリコンカンは食材や味付けが多様なことから、夫人たちの間でよく情報交換されていると聞きました。なかでもウォーカー・ビューラー投手の妻・マッケンジーさんが大学時代に農学を学んでいたことから、チーズを加えるなど、アレンジレシピに詳しいようです。真美子さんもアドバイスを受けていたのではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)
真美子さん特製チリコンカンは、
「たくさんの豆がメインで、日本ではあまり見ない野菜が入っていたそうです。その上にとろとろの卵がかかっていて、見た目のイメージとしてはオムライスのようだったとか」(前出・知人)
チリコンカンには通常、トマトが入っているが、
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「実は大谷選手はトマトが大の苦手だと公言しています。日本ハム時代、応援大使を務めた北海道月形町のイベントで『飲んだことがない』というトマトジュースを一気飲みして番記者たちを驚かせたことがありました。後にも先にも、このときを除いてトマトを口にしたことはほぼ、ないはずです」(別のスポーツ紙記者)
だが、トマトの味は一切しなかったという。前出の知人はこう語る。
「お米が少し入っていて、色は茶色。味は中華風で、これまで食べたことがないような味ながら、とてもおいしかったと聞きました」
夫に配慮しつつ、友人たちにもアメリカの“国民食”を振舞うという“二刀流”おもてなしをやってのけた真美子夫人。妊娠中のため、今回の開幕シリーズでは帰国しないようだが、
「真美子さんが来日する選手やその家族たちに日本のお菓子などの差し入れをしたそうです。『アポロ』『チーズおかき』『じゃがポックル』など日本で大人気のもので、ネットでは《素敵なおもてなし》などと話題になっています」(前出・スポーツ紙記者)
ここでも真美子夫人の心遣いが光った――。
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