
写真 DIC川村記念美術館が所蔵する20世紀美術品のコレクションが、国際文化会館に移転されることが発表された。
移転は、DIC川村記念美術館を運営するDICが、国際文化会館とアート・建築分野での協業に合意したことで決定。DICは、戦後アメリカ美術の代表的な抽象画家 マーク・ロスコの「シーグラム壁画」7点を妹島和世と西沢立衛による建築ユニット SANAAが設計する国際文化会館の新西館に移設することのほか、DICと国際文化会館が共同で運営する常設展示室「ロスコ・ルーム」の開設を発表した。新西館の開館は2030年の予定だ。
なお、DICはDIC川村美術館が所蔵する作品を現在の約4分の1に減らす方針を打ち出しており、一部作品を段階的に売却する。アメリカの画家 ジャクソン・ポロックやフランク・ステラ、印象派のクロード・モネなどの作品は保有を続けるとしている。
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