あいみょん、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』のモデルになったイタリアに降臨! ドラえもんとローマを満喫

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2025年03月13日 17:10  クランクイン!

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映画のモデルとなったイタリアを来訪したあいみょん ボルゲーゼ美術館にて (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025
 『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』の主題歌&挿入歌を担当するあいみょんが、映画のモデルとなったイタリアを来訪。ドラえもんとローマの名所をめぐった。

【写真】人生初のヨーロッパ上陸を果たしたあいみょん、ドラえもんと初めてづくしのローマ旅行で大ヒットを祈願!

 『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品となる本作は、絵に描かれた壮大な中世ヨーロッパの世界が舞台の物語。ドラえもんたちが“絵の世界”に飛び込み大冒険を繰り広げる。絵の中で出会った仲間たちとともに、ドラえもんとのび太たちが幻の宝石をめぐり強大な敵に立ち向かう、完全オリジナルストーリー。

 本作を手掛けるのは監督4作目となる寺本幸代。テレビアニメ『ドラえもん』の脚本を数多く手掛ける伊藤公志が、『映画ドラえもん』シリーズに初参加。ゲスト声優として鈴鹿央士、藤本美貴、サンドウィッチマンが出演。そして主題歌&挿入歌をあいみょんが担当した。

 2月末には『映画ドラえもん』シリーズ史上初となるイタリアに上陸し、「ワールドプレミアinイタリア」を開催。ドラえもん・水田わさび・あいみょんも現地に訪れ、今作のモデルとなった国・イタリアの子どもたちに映画を初披露すると、場内はスタンディングオベーションの嵐。ドラえもんの人気と魅力が最大限に伝わるワールドワイドなイベントを行った。

 このたび、人生初のヨーロッパ上陸を果たしたあいみょんが、ドラえもんと念願のイタリア・ローマ旅へ。美術館、遺跡、広場…など、ローマの名所をめぐり、初めてづくしの体験をしてきた。

 ドラえもんたちが絵の中に飛び込んだ先に広がる世界であり、ハラハラ・ドキドキの大冒険の舞台となる“アートリア公国”は、制作スタッフが実際にイタリアの各地で取材を行い、中世ヨーロッパの世界を再現。広場の雰囲気や、ベージュやブラウン、オレンジなどの色合いが特徴の建物、さらに日の光のコントラストまで、イタリアを彷彿とさせる場面が本編内でもたくさん登場している。

 今回のイベントのために、人生初のヨーロッパに訪れたあいみょん。“アートリア公国”のモデルとなったイタリアの街並みを肌で感じるべく、「ワールドプレミアinイタリア」の前日2月22日(※現地日程)は、ドラえもんと時間の許す限りローマの名所を散策。「人生初のイタリアにやってきました! 今日は一日ドラちゃんと一緒にイタリアをぐるぐる回るので、全力で楽しみたいと思います。街行く人にドラえもんをアピールしたいです!」と意気込むあいみょん。散策の始めに「イタリア滞在中に挑戦したいこと・叶えたい目標」を訪ねると、「トレヴィの泉でコイン投げに挑戦したいです!」とコインを投げるジェスチャーをしながら、意気揚々と目標を掲げた。

 まずは、今作のタイトル“絵世界物語”にちなみ、美術館で中世ヨーロッパの絵を楽しむべく、ボルゲーゼ美術館からスタート。ボルゲーゼ美術館は、ローマの中ではバチカン美術館と並ぶ有名な美術館であり、館内には17世紀の美術品が多く展示されている。館内に入るなり「おぉ〜…」と思わず感動の声がもれてしまうあいみょん。実は美術館が大好きで、普段からよく訪れるそう。「ヨーロッパといえばアートの国だと思うので、本場の美術館に来られて嬉しいです。実は昨日、ドラえもんを描くために、現地の画材屋さんでドラちゃんカラーの絵の具を全色購入しました。今日は館内の絵画を見て、学ぼうと思います」とうれしそうな様子でアートめぐりを進める。

 途中、絵画が飾られたお部屋全体をぐるっと見渡しながら「天井まで絵が描かれていてすごい! 馬が空を飛んでいたり…少しふしぎ感、“SF”感がありますよね」とドラえもんになぞらえレポート。さらに、館内を奥へ奥へと進むと、見覚えのある壁のお部屋に到着。「アートリア城の絵画が飾られているお部屋に似てる! (絵が飾られていない壁を見て)映画にも登場する絵画泥棒の仕業…!?」と本編に重ね合わせ大興奮。「昔の絵がこうして残っていると思うとすごいです」と、存分に美術館を満喫した。

 次に向かったのは、135段の大階段が特徴のスペイン広場。かの有名な映画の名シーンにも登場する広場であり、当日も多くの観光客で賑わっていた。そんな大階段の麓で、ついにドラえもんが合流。「お待たせ、ドラえもん!」と、あいみょんはドラえもんに満面の笑みでハイタッチ。実は今作に登場するアートリア公国の活気ある街並みの雰囲気は、スペイン広場も参考のひとつとして描かれた。

 「観光客の皆さんは、なぜここにドラえもんが!?と、思われているかもしれないですが(笑)、ドラちゃんと一緒に来られて嬉しいです!」と、コメント。「ほら、階段のほうで“ドラえもん”って言っている人がいるよ!」と、ドラえもんに声をかけている姿は、ほほえましい光景だった。

 スペイン広場で記念撮影を終えた2人は、次の名所・真実の口へ。アートリア公国に伝わる世界滅亡の伝説があるように、ここでは“嘘つきが口に手を入れると抜けなくなったり、手を噛まれたりする”という有名な伝説があり、連日、多くの観光客で行列ができている人気スポットだ。

 「以前、用事で少し苦手な飛行機に乗らなければいけなかったとき、お腹が痛いと嘘ついたことがあります(笑)」と、かわいらしい嘘をカミングアウトしつつ、ドラえもんに見守られながら恐る恐る口に入れるあいみょん。「怖い!」と、怯えていましたが、無事に手が抜けると「大丈夫でした! セ〜フ!」と安堵の笑顔を見せた。

 「本場のティラミスを食べに行く」というドラえもんと一旦別れ、旅の目標に掲げた“コイン投げ”を達成すべく、トレヴィの泉に向かったあいみょん。1762年に完成した、ローマにある最も大きな噴水の周りには、大勢の人が集まっており、「いままで回った名所の中で、一番人であふれかえっています!」と大興奮。アートリア公国の泉や街の噴水など、今作の随所に登場する水のシーンを思い浮かべながら、「思っていたより水は透き通っていてきれいですね。泉に落ちたコインが透けて見えます。はやく投げたい!」と、コメント。

 コイン投げには、“肩越しに右手でコインを投げ入れると願いが叶う”というジンクスがあり、投げるコインの枚数で叶う願いが異なるそうで、それを聞いたあいみょんは、“大切な人とずっと一緒にいられる”と言われる2枚のコイン投げに挑戦することに。「入るかなあ…」と、ドキドキしながら投げたコインは、見事に2枚とも泉の中へ。「やったー! これで目標達成です。コインが人に当たらないか不安でしたが、無事に投げられました」と大喜び。存分に楽しんだところで、トレヴィの泉をあとにした。

 次に向かった先は、円形闘技場・コロッセオ。「DORAEMON!」と子どもたちに声をかけられるドラえもんのところにあいみょんが到着すると、2人の目の前には大迫力のコロッセオが…。「すごいね、ドラえもん!」と、手を大きく広げてジェスチャーをするあいみょん。

 コロッセオはいわゆる“見世物”が開催されていたエンターテインメントの場所であり、最も観客を興奮させたのが“剣闘士同士の戦い”。今作の見どころといえば、ドラえもんたちの手に汗握るバトルシーンだが、あいみょん的・今作のバトルシーンでの見どころは、ズバリ「しずかちゃん」だそう。「ドラえもんやのび太くんはもちろん、個人的にはしずかちゃんが大活躍するので注目してほしいです。(ドラえもんのほうを見て)しずかちゃん、すごかったよね!」と語った。

 2人旅の最終地点は、ローマの中心にあるお城・サンタンジェロ城。この日は2月とは思えないほど暖かいお散歩日和。「ジェラートをゲットしてから行くね!」と、ドラえもんに伝えたあいみょんは、イタリアの代表的なスイーツ・ジェラートを片手に、城の前を流れるテヴェレ川沿いを散歩していると、見覚えのある風景を発見。「ここから見える景色(テヴェレ川沿いからななめ左の方角に見えるサンタンジェロ城)が、本編のアートリア城にかかる橋が出てくるシーンに似ています。ドラえもんたちとパルが出会うところ!」と、リポート。

 本作を手掛けた寺本幸代監督ほか制作陣もこの地を訪れ、橋のアーチのデザインを制作の参考に。サンタンジェロ城付近に到着したあいみょんは、「いるかなぁ、広いので迷子になっている可能性はありますね」と少し心配しながら橋を渡り始めると、「いる! ドラえも〜ん!」と観光客の中でひときわ目立つドラえもんを発見。橋の中腹で無事合流し、サンタンジェロ城が正面に見える絶好の撮影ポイントで記念撮影を行った。

 あいみょんは、最後にローマ最古の神殿・パンテオンへ。大きな柱を組み合わせて構成された建築は、圧巻で、「ローマ最古なのに、きれいに残っていてすごいですね。かっこいい」とコメント。今作ではドラえもんたちがひみつ道具“水ビル建築機”で城をつくるシーンがあるが、今回見た建築物で最も印象的だったのはパンテオンだそう。あいみょんは「パンテオンの裏側から表に向かって歩いてきましたが、徐々に全貌が見えてかっこよかったです。想像以上に大きくて印象に残りました。帰国後はパンテオンについてさらに調べようと思います」と語った。

 丸一日、ドラえもんと一緒にローマを散策したあいみょん。感想を聞かれると「暖色系の家が並ぶ街の風景はまさにアートリア公国! 次回は隅々までしっかり映画が観たいと思いました」と、ローマの街に触発され、映画を再び観ようと決めたそう。

 「このような機会はなかなかないので、ドラえもんと一緒に来られるなんて驚きですし、自分へのご褒美になりました。グラッチェ!!(ありがとう) イタリアで改めてドラえもんの偉大さを知ることができましたし、映画ではイタリアの風景や空気感、そしてドラえもんとのび太の大冒険に注目してほしいです。そして、主題歌と挿入歌もよろしくお願いします」と、深い感謝と、まだ映画を観ていない方々に向けた熱いメッセージで締めくくった。

 『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』は、公開中。

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